FMM を取り外す
 | 注意 -
FMM はノードと同様にスライドレール上にあります。FMM をモジュラーシステムから完全に取り外す必要があります。FMM を部分的に引き出したり、レールに掛けておいたりしないでください。この取り外しおよび取り付け手順には 2 人の作業員が必要です。
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ヒント -
必要な工具類 (プラスのねじ回し (Phillips の 1 番と 3 番) および長くて薄いマイナスのねじ回し) を用意します。
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安全および静電放電に関する注意事項に従います。
安全および静電放電に関する注意事項を参照してください。
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FMM を見つけます。
FMM は、モジュラーシステム内のスロット 19 にあります。(前面のコンポーネントを参照してください。)その上のスロット 20 にはケーブル配線用のスペースがあります。スロット番号は、フレームの前面と背面の両方にマーク付けされています。
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FMM が ASR アセットとして構成されている場合は、それを非アクティブ化します。
ASR アセットを非アクティブ化するを参照してください。
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モジュラーシステムの前面から:
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スロット 19 および 20 のフィラーパネルを取り外します。
詳細は、フィラーパネルを取り外す、または取り付けるを参照してください。
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プラスのねじ回し (Phillips の 1 番) を使って、スロット 19 のフィラーパネル支持ブラケットを取り外し、ねじを取っておきます。
注 -
ねじは内側の、レールの上のレールの前端から約 2 ½インチにあります。脱落防止機構がないため、落としたり、なくしたりしないようにしてください。
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プラスのねじ回し (Phillips の 3 番) を使ってスロット 20 のフィラーおよびノードの支持ブラケットを取り外し、ねじを取っておきます。
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すべての Ethernet ケーブルを外します。
注 -
ケーブルには U19、PT-xx (xx はポート番号) というラベルが付いています。
ヒント -
すべての Ethernet ケーブルをまとめて束ねて (たとえば、古いケーブルを使って)、他方の端を左上のドアヒンジに巻き付けておくと役立ちます。このアクションにより、ケーブルが落ちるのを防ぎ、FMM の交換時に、FMM の上にそれらが維持されます。
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モジュラーシステムの背面から:
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プラスのねじ回し (Phillips の 3 番) を使ってスロット 20 のノード支持ブラケットを取り外し、ねじを取っておきます。
注 -
向きに注意してください。シェルフが上になります。
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FMM の両側から電源ケーブルを取り外します。
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FBH ケーブルをトレイに固定しているすべてのケーブルタイを取り外します。
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長くて薄いマイナスのねじ回しを使用して、FMM シャーシから FBH コネクタを外します。
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DB-9 ポートから DB-9 LED パネルケーブルを外します。
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コンソールポートから Cat 5e ケーブルを外します。
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FMM を取り外して静電気防止対策の施された作業台まで運ぶのを手伝ってもらうアシスタントを 1 人手配します。
安全および静電放電に関する注意事項を参照してください。
 | 注意 -
FMM を完全に取り外す必要があります。モジュラーシステムのレールは部分的な取り外しや保守に対応していません。FMM を部分的に取り外したり、FMM をレールに掛けておいたりすると、レールや FMM が損傷する可能性があります。
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モジュラーシステムの前面から:
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プラスのねじ回し (Phillips の 1 番) を使用して、FMM スライドの前面にあるつまみねじを緩めます。
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D 字型金属ハンドルを使用して、FMM を手前に数インチ程まっすぐ引き出します。
 | 注意 -
D 字型金属ハンドルで指を挟まないように注意してください。
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作業は 2 人で行い、1 人が一方の側面、もう 1 人が他方の側面をしっかり持って FMM を完全に引き出します。
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静電気防止対策が施された作業台に FMM を置きます。
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レールスライドから FBH トレーを取り外します。
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障害のある FMM からレールスライドを取り外して、それらを交換用の FMM に取り付けます。
注 -
レールスライドには、レールを所定の位置に保持するばね付きクリップがあります。ロッキングクリップを外側に動かして、レールスライドから FMM のロッキングピンを外します。ロッキングクリップを曲げすぎないように注意してください。
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交換用 FMM のレールスライドに FBH トレーを挿入して位置合わせをしたあと、つまみねじを締めます。
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交換用の FMM を取り付けます。
注 -
FMM の取り付けのその他の手順を完了するまで、電源コードを接続しないでください。
FMM を取り付けるを参照してください。