「関数の起動」ステップ

注意: 関数は、ビジネス・サービス(BS)、サービス・スクリプト(SS)およびビジネス・オブジェクト(BO)が導入される前に実装されました。この機能は現在もサポートされていますが、今後の実装では、関数を定義するのではなく、前述の構成ツール・オブジェクトのいずれか1つを起動するステップを使用することをお薦めします。
注意: ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトのみ。このステップ・タイプを適用できるのは、ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトのみです。

「関数の起動」ステップは、現在表示されているページに関係なく、データを取得または更新する場合に使用できます。たとえば、顧客の顧客区分に応じて異なるパスを使用するスクリプトを設計する場合は、顧客の顧客区分を取得する関数を起動できます。

ファストパス: スクリプトで関数を参照する前に、その関数を設定する必要があります。詳細は、「関数の保守」を参照してください。

「関数の起動」ステップでは、次の追加フィールドが必要です。

「関数」は、関数の名前を定義します。関数の「詳細摘要」が下部に表示されます。

関数が起動されると、成功するか、またはエラーが返されます。次の2つのフィールドは、関数コールの結果に応じて制御の渡し先となるステップを管理します。

  • 「成功時の移動先」は、関数が成功した場合に実行されるステップを定義します。
  • 「エラー時の移動先」は、関数でエラーが返された場合に実行されるステップを定義します。関数でエラーが返された場合に移入されるグローバル変数のリストは、「スクリプトでの定数の使用方法」を参照してください。
注意: エラーの技法。関数でエラーが返された場合は、エラー・メッセージ情報を表示して停止するスクリプトに制御を移動するステップを起動することをお薦めします(エラー情報はグローバル変数に保持されることに注意してください)。このスクリプトは、「管理の転送」ステップから起動します。

「送信フィールド」グリッドは、値が関数に送信され、フィールド値ソースが「関数で定義」ではないフィールドを定義します。たとえば、関数でアカウントIDを受信する場合は、そのアカウントIDを保持するフィールドの名前をスクリプトに定義する必要があります。

  • 「フィールド」には、関数に送信されるフィールドの簡単な説明が表示されます。
  • 「ソース・フィールド・タイプ」および「マップ済フィールド / 値」は、関数に送信されるフィールドを定義します。各フィールド・タイプの説明は、「「データの移動」ステップの設定方法」のソース・フィールドの説明を参照してください。
  • 「コメント」には、フィールドに関する情報が表示されます(これは関数で定義されます)。

「受信フィールド」グリッドは、関数から返される値を保持するフィールドを定義します。たとえば、関数によってアカウントの顧客区分と信用度が返される場合、このグリッドに2つのフィールドを設定する必要があります。

  • 「フィールド」には、関数から返されるフィールドの簡単な説明が表示されます。
  • 「宛先フィールド・タイプ」および「マップ済フィールド」は、関数から返されるフィールドを定義します。各フィールド・タイプの説明は、「「データの移動」ステップの設定方法」の宛先フィールドの説明を参照してください。
  • 「コメント」には、フィールドに関する情報が表示されます(これは関数で定義されます)。