「データの移動」ステップ

「データの移動」ステップでは、データを(ソースから宛先に)移動できます。「データの移動」ステップでは、次の追加フィールドが必要です。

「ソース・フィールド・タイプ」「ソース・フィールド名」および「ソース・フィールド値」は、移動する対象を定義します。次に、各フィールド・タイプを示します。

  • 「コンテキスト変数」。このフィールド・タイプは、ソース値が上位レベルのスクリプトで開始された変数である場合に、プラグインまたはサービス・スクリプトで使用します。これは、サービス・スクリプトおよびプラグイン・スクリプトにのみ適用されます。
  • 「現在の作業予定情報」。このフィールド・タイプは、ソース値が現在の作業予定登録に存在する場合に使用します。適切なフィールド名を定義する方法は、「作業予定フィールドの使用方法」を参照してください。これはビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトにのみ適用されます。
  • 「データ領域」。このフィールド・タイプは、比較されるフィールドが、前のステップでスクリプトのいずれかのデータ領域に配置したフィールドである場合に使用します。フィールド名は、データ領域構造名およびフィールドの両方を参照している必要があります(例: parm/charType)。適切なフィールド名を構成する方法は、「データ領域内のフィールドの参照方法」を参照してください。
  • 「グローバル・コンテキスト」。このフィールド・タイプは、ソース値がグローバル・コンテキスト変数である場合に使用します。これはビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトにのみ適用されます。
  • 「ページ・データ・モデル」。このフィールド・タイプは、ソース値がオブジェクト表示領域内のいずれかのタブ・ページに存在する場合に使用します(つまり、ソース・フィールドは必ずしも現在表示されているタブ・ページに存在する必要はなく、現在表示されているオブジェクトに含まれていることが必要です)。適切なフィールド名を検索する方法は、「ページ・データ・モデル・フィールドの名前の検索方法」を参照してください。これはビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトにのみ適用されます。
  • 「ポータル・コンテキスト」。このフィールド・タイプは、ソース値がポータル・コンテキスト内のグローバル変数である場合に使用します。これはビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトにのみ適用されます。
  • 「事前定義済値」。このフィールド・タイプは、ソース値がスクリプトに定義した定数値である場合に使用します。このフィールド・タイプを使用する場合は、「ソース・フィールド値」を使用して定数値を定義します。定数の使用方法は、「スクリプトでの定数の使用方法」を参照してください。
注意: フィールドの連結。事前定義済値は、2つのフィールドを連結する場合にも使用できます。たとえば、2人のパーソンを1人のパーソンにマージするスクリプトの場合を考えてみます。このスクリプトでは、マージされて消失するパーソンの名前を変更して、保持するパーソンのIDに組み込みます。この例では、「ソース・フィールド値」%ONAMEと入力して、パーソンの%PERIDにマージします(ONAMEは一時格納のフィールドで、マージされて消失するパーソンの名前が含まれ、PERIDには保持するパーソンのIDが含まれます)。フィールド値を置換してフィールド値を構成する方法は、「テキスト内の変数の置換方法」を参照してください。
  • 「一時格納」。このフィールド・タイプは、ソース値が前のステップで一時格納に配置したフィールドである場合に使用します。フィールド名は、前のステップで定義した名前と同じである必要があります。
  • 「ユーザー・インタフェース・フィールド」。このフィールド・タイプは、現在表示されているタブ・ページにソース値が存在する場合に使用します。適切なフィールド名を検索する方法は、「ユーザー・インタフェース・フィールドの名前の検索方法」を参照してください。これはビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトにのみ適用されます。

「宛先フィールド・タイプ」および「宛先フィールド名」は、ソース・フィールドの移動先を定義します。「フィールド・タイプ」は、フィールドの場所を定義します。「フィールド名」は、フィールドの名前を定義します。次に、各フィールド・タイプを示します。

  • 「コンテキスト変数」。このフィールド・タイプは、変数を使用して下位レベルのサービス・スクリプトまたはスキーマに情報を伝達する場合に、プラグインまたはサービス・スクリプトで使用します。これはビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトには適用できません。
  • 「データ領域」。このフィールド・タイプは、宛先フィールドがいずれかのスクリプト・データ領域に存在する場合に使用します。フィールド名は、データ領域構造名およびフィールドの両方を参照している必要があります(例: parm/charType)。適切なフィールド名を構成する方法は、「データ領域内のフィールドの参照方法」を参照してください。
  • 「ページ・データ・モデル」。このフィールド・タイプは、宛先フィールドがオブジェクト表示領域内のいずれかのタブ・ページに存在する場合に使用します(つまり、移入されるフィールドは必ずしも現在表示されているタブ・ページに存在する必要はなく、現在表示されているオブジェクトに含まれていることが必要です)。適切なフィールド名を検索する方法は、「ページ・データ・モデル・フィールドの名前の検索方法」を参照してください。これはビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトにのみ適用されます。
  • 「ポータル・コンテキスト」。このフィールド・タイプは、更新される宛先が現在のポータル・コンテキスト内にある場合に使用します。これはビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトにのみ適用されます。
  • 「一時格納」。このフィールド・タイプは、宛先フィールドが一時格納に存在する場合に使用します。「フィールド名」を使用して、一時格納のフィールドの名前を指定します。「フィールド名」を使用して、一時格納のフィールドの名前を指定します。詳細は、「一時格納フィールドの名前の指定方法」を参照してください。
  • 「ユーザー・インタフェース・フィールド」。このフィールド・タイプは、現在表示されているタブ・ページに宛先フィールドが存在する場合に使用します。適切なフィールド名を検索する方法は、「ユーザー・インタフェース・フィールドの名前の検索方法」を参照してください。これはビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトにのみ適用されます。
注意: 条件付きフィールド・タイプ。「現在の作業予定情報」「ページ・データ・モデル」および「ユーザー・インタフェース・フィールド」の各フィールド・タイプを適用できるのは、ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトのみです。