「算術演算」ステップ
注意: ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトのみ。このステップ・タイプを適用できるのは、ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトのみです。
「算術演算」ステップでは、フィールドに対して計算を実行できます。また、このタイプのステップを使用して、日付に対して日数を加算または減算することもできます。たとえば、7日後の日付を計算し、その値を顧客の次の与信検討日として使用できます。「算術演算」ステップでは、次の追加フィールドが必要です。
「基準フィールド・タイプ」および「基準フィールド名」は、算術演算が実行されるフィールドを定義します。「フィールド・タイプ」は、フィールドの場所を定義します。「フィールド名」は、フィールドの名前を定義します。次に、各フィールド・タイプを示します。
- 「ページ・データ・モデル」。このフィールド・タイプは、フィールドがオブジェクト表示領域内のいずれかのタブ・ページに存在する場合に使用します。適切なフィールド名を検索する方法は、「ページ・データ・モデル・フィールドの名前の検索方法」を参照してください。
- 「一時格納」。このフィールド・タイプは、フィールドが一時格納に存在する場合に使用します。フィールドに対して算術演算を実行する前に、「データの移動」ステップを使用して一時格納を初期化する必要があります。詳細は、「「データの移動」ステップの設定方法」を参照してください。
- 「ユーザー・インタフェース・フィールド」。このフィールド・タイプは、現在表示されているタブ・ページにフィールドが存在する場合に使用します。適切なフィールド名を検索する方法は、「ユーザー・インタフェース・フィールドの名前の検索方法」を参照してください。
「算術演算」は、「基準フィールド」に適用される計算関数を制御します。指定できるのは、+、-、/および*です。基準フィールドが日付の場合は、+または-のみ使用できます。
「計算フィールド・タイプ」、「算術フィールド名」および「算術フィールド値」は、加算、減算、除算または乗算される値が含まれるフィールドを定義します。次に、各フィールド・タイプを示します。
- 「現在の作業予定情報」。このフィールド・タイプは、値が現在の作業予定登録に存在する場合に使用します。適切なフィールド名を定義する方法は、「作業予定フィールドの使用方法」を参照してください。
- 「ページ・データ・モデル」。このフィールド・タイプは、値がオブジェクト表示領域内のいずれかのタブ・ページに存在する場合に使用します。適切なフィールド名を検索する方法は、「ページ・データ・モデル・フィールドの名前の検索方法」を参照してください。
- 「事前定義済値」。このフィールド・タイプは、値が定数の場合に使用します。このフィールド・タイプを使用する場合は、「ソース・フィールド値」を使用して定数値を定義します。詳細は、「スクリプトでの定数の使用方法」を参照してください。日付の計算を実行する場合、フィールド値には数値とタイプ(日数/月/年)が含まれる必要があります。たとえば、日付に2年を加算する場合、ソース・フィールド値は「2年」になります。
- 「一時格納」。このフィールド・タイプは、値が前のステップで一時格納に配置したフィールドである場合に使用します。フィールド名は、前のステップで定義した名前と同じである必要があります。
- 「ユーザー・インタフェース・フィールド」。このフィールド・タイプは、値が現在のタブ・ページのフィールドに存在する場合に使用します。適切なフィールド名を検索する方法は、「ユーザー・インタフェース・フィールドの名前の検索方法」を参照してください。