「ビジネス・オブジェクトの起動」ステップ

「ビジネス・オブジェクトの起動」ステップでは、ビジネス・オブジェクトを操作して、その情報を取得したり保守できます。

「ビジネス・オブジェクトの起動」ステップでは、次の追加フィールドが必要です。

「警告レベル」を使用して、警告を非表示にするかどうかを指定し、非表示にしない場合はユーザーにどのように表示するかを指定します。デフォルトでは、警告は非表示です。「ポップアップとして警告」を使用すると、警告は標準のポップアップ・ダイアログを使用して表示されます。「エラーとして警告」を使用すると、処理は「エラー時の移動先」ステップに移動します。このフィールドを適用できるのは、ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトのみです。ビジネス・オブジェクトを起動する際の警告の処理の詳細は、「ビジネス・オブジェクト警告」を参照してください。

「グループ名」は、ビジネス・オブジェクトとの通信時にサーバーとの間で受け渡されるデータ領域を参照します。起動時にオブジェクトに対して実行する「処理」を指定します。有効な値は、「追加」、「削除」、「高速追加(読取りなし)」、「高速更新(読取りなし)」、「読取り」、「置換」、「更新」です。

ファストパス: 様々な処理の詳細は、「ビジネス・オブジェクト処理」を参照してください。

ビジネス・オブジェクトのコールは、成功するか、またはエラーが返されます。コールがビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトから発行される場合は、次の2つのフィールドのみが表示され、コールの結果に応じて制御の渡し先となるステップが決定されます。

「成功時の移動先」は、コールが成功した場合に実行されるステップを定義します。このフィールドを適用できるのは、ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトのみです。

「エラー時の移動先」は、コールでエラーが返された場合に実行されるステップを定義します。エラー情報はグローバル変数に保持されることに注意してください。このフィールドを適用できるのは、ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトのみです。

注意: エラーの技法。ビジネス・オブジェクトがビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトから起動され、このコールでエラーが返された場合を考えてみます。UIマップを使用してユーザーと通信するようにビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトが構成されている場合は、マップを再起動してユーザーに対してエラーを表示すると有効です。または、エラー・メッセージ情報を表示して停止するスクリプトに制御を移動するステップを起動することもできます。