Oracle® X4 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2014 年 4 月
 
 

BIOS 設定ユーティリティーのメニュー間を移動する

image:BIOS のアイコン

画面上に表示される個々のメニューまたはオプション間を移動するには、矢印キーを使用します。構成が可能なオプションまたはフィールドは、メニュー上では色付きで表示されます。

BIOS 設定ユーティリティー内で移動する方法や設定を変更する方法の詳細は、メニューの右下に表示されるオンラインの移動情報を参照してください。メニューの右上には、メニュー選択に関する情報が表示されます。

  1. BIOS 設定ユーティリティーにアクセスします。
    1. システムをブートします。

      ブートメッセージがコンソール画面をスクロールして表示されます。

    2. F2 キー (またはシリアル端末からは Ctrl + E) を連続して押します。

      BIOS 設定ユーティリティーのメイン画面が表示されます。

  2. 別の各プライマリメニューオプションを選択するには、左右の矢印キーを使用します。

    各メニューオプションを選択すると、そのメニューオプションのトップレベルの画面が表示されます。

  3. トップレベルの画面でオプションを選択するには、上下の矢印キーを使用して、表示されているオプションを移動します。
    • 上下の矢印キーを押すと、変更可能なオプションが強調表示されます。

    • フィールドが変更可能な場合、オプションを選択すると、そのオプションの変更方法が画面の右側の列に表示されます。

    • フィールドがサブ画面へのリンクである場合、そのサブメニューコンテンツの説明が右側の列に表示されます。

  4. 設定フィールドを変更するには、+ (プラス) キーまたは - (マイナス) キーを押すか、Enter を押してダイアログボックスメニューから目的のオプションを選択します。
  5. サブメニューから前のメニュー画面に戻るには、Esc キーを押します。

    トップレベルメニューで Esc を押すことは、「Save and Exit」メニューで「Discard Changes and Exit」オプションを選択することと同じです。

  6. 必要に応じてパラメータを変更します。
  7. 変更内容を保存または破棄して BIOS 設定ユーティリティーを終了するには、F10 を押します。

    変更を保存して BIOS 設定ユーティリティーを終了する場合は、「Save & Exit」メニューを選択し、「Save Changes and Reset」を選択できます。


    注 -  BIOS 設定を変更してから「Save & Exit」メニューで「Save Changes and Reset」を選択してリブートすると、設定の変更をしなかった場合の通常のリブートに比べて時間がかかる場合があります。この遅れは、BIOS 設定の変更内容を Oracle ILOM と同期させるために発生します。

    注 -  BIOS 設定ユーティリティーの設定データが無効になると、BIOS 設定はそれぞれ出荷時のデフォルト値に戻されます。

BIOS のキーマッピング

Oracle ILOM リモートコンソール機能を使用して端末から BIOS 出力を表示する場合、一部の端末はファンクションキーをサポートしません。シリアルリダイレクトが有効になっている場合、BIOS は Control キーシーケンスへのファンクションキーのマッピングをサポートします。次の表に、ファンクションキーの Control キーへのマッピングの説明を示します。

ファンクションキー
Control キーシーケンス
BIOS POST 機能
BIOS 設定機能
F1
Ctrl+Q
該当なし。
BIOS 設定ユーティリティーのヘルプメニューを起動します。
F2
Ctrl+E
システムが電源投入時自己診断 (POST) を実行している間に、BIOS 設定ユーティリティーを開始します。
該当なし。
F7
Ctrl+D
該当なし。
変更内容を破棄します。
「UEFI Driver Control」メニューでは該当なし。
F8
Ctrl+P
BIOS の「Boot」メニューを起動します。
該当なし。
F9
Ctrl+O
Oracle System Assistant を起動します。BIOS は、このワンタイムブート方式のために、現在の「Boot Option Priority」リストをバイパスして Oracle System Assistant でブートします。
「Load Optimal Values」ダイアログボックスメニューを起動します。
「UEFI Driver Control」メニューでは該当なし。
F10
Ctrl+S
該当なし。
「Save and Exit」ダイアログボックスメニューを起動します。
「UEFI Driver Control」メニューでは該当なし。
F12
Ctrl+N
ネットワークブートをアクティブ化します。
該当なし。

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