Oracle サーバーは、低レベルの診断を行う POST (電源投入時自己診断) を実行することで、特定のハードウェアコンポーネントの障害を突きとめます。POST でエラーが検出された場合、通常は次の情報が報告されます。
検出されたエラーのタイプ
エラーが発生した時間または場所
POST でエラーメッセージがいくつか検出された場合、最初のエラーの原因のトラブルシューティングと修正を行います。場合によっては、最初のエラーの原因を修正すると、次回の POST 実行時にほかのエラーメッセージも解決されていることがあります。
画面に表示される POST エラーメッセージの詳細については、『Oracle ILOM 3.1 および Oracle ILOM 3.2.x 搭載サーバー用 Oracle x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド』を参照してください。
POST 時に潜在的なハードウェア障害を検出するには、次の手順に従います。
ローカルで端末を接続する方法の詳細については、サーバーの設置ガイドを参照してください。Oracle ILOM 経由でリモート KVMS 接続を確立する方法の詳細については、KVMS のための Oracle ILOM リモートリダイレクションセッションの起動を参照してください。
POST シーケンスが開始され、テストの出力が画面上に表示されます。
テストによってエラーが検出された場合、エラーメッセージが画面に表示されます。それ以外の場合はオペレーティングシステムが起動されます。
関連項目
『Oracle ILOM 3.1 および Oracle ILOM 3.2.x 搭載サーバー用 Oracle x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド』、「BIOS POST エラー」