バックアップした Oracle ILOM 構成を復元するか、構成を出荷時デフォルトにリセットする (Oracle ILOM)
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) ファームウェア構成に対する変更が機能しなくなった場合、Oracle ILOM を使用して、サービスプロセッサ (SP) またはシャーシモニタリングモジュール (CMM) 構成を 1) バックアップ構成ファイルに保存した設定か、2) 出荷時デフォルト設定のどちらかで復元します。
始める前に
次に、サーバーのサービスプロセッサ (SP) とシャーシモニタリングモジュール (CMM) に対する Web の手順とコマンド行インタフェース (CLI) の手順の両方を記します。
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バックアップ構成ファイルの設定を使用して、または出荷時デフォルト設定を使用して Oracle ILOM 構成を復元するには、次のいずれかを行います。
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Web
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「ILOM Administration」>「Configuration Management」の順にクリックします。
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次のいずれかの手順を行います。
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SP または CMM 構成を出荷時デフォルト設定にリセットするには、「Reset Defaults」タブをクリックします。「Reset Defaults」ページで「Factory」を選択し、「Reset Defaults」をクリックします。
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バックアップした SP または CMM 構成を復元するには、次の手順を行います。
a) 「Backup/Restore」タブをクリックします。
b) 「Restore」操作を選択します。
c) 転送方法を指定し、必要なファイルパスまたはホスト情報を指定します。
d) バックアップ構成ファイルが暗号化されていた場合、ファイルの暗号化に使用したパスフレーズを指定します。
e) 「Run」をクリックして復元プロセスを開始します。
注 – 復元操作の実行中は、Oracle ILOM SP または CMM は停止します。復元操作が完了すると、セッションは再開されます。
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Oracle ILOM 3.2.1 以降のシステムの場合、「Reset Defaults」ページまたは「Backup/Restore」ページで「More details」リンクをクリックします。
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CLI
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SP または CMM 構成を出荷時デフォルトにリセットするには、次のように入力します。
set /[SP|CMM] reset_to_defaults=factory
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SP または CMM 構成を最後にバックアップした構成に復元するには、次の手順を行います。
a) SP または CMM config ターゲットに移動します。たとえば、cd /[SP|CMM]/config と入力します
b) 必要に応じて、パスフレーズの値を設定します。たとえば、set passphrase=value と入力します。
c) 復元操作を開始するには、次のように入力します。
set load_uri=transfer_method://username:password
@ipaddress_or_hostname/directorypath/filename
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次のように入力します。
help /[SP|CMM]/config
または
この手順の「関連項目」セクションを参照してください。
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関連項目