Oracle® X4 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2014 年 4 月
 
 

サーバー SP に電力制限目標プロパティーを設定する

image:Oracle ILOM のアイコン

Oracle サーバーに許可される消費電力の量を制御するには、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) で電力制限目標プロパティーを設定します。

始める前に

  • Oracle ILOM にログインします。Oracle ILOM にログインする手順については、Oracle ILOM を起動しログインするを参照してください。

  • Oracle ILOM で Admin (a) 役割特権を持っていることを確認します。


注 -  Oracle ILOM のサーバー電力制限目標プロパティーは、デフォルトでは無効になっています。

次の手順では、サーバーサービスプロセッサ (SP) に対する Web インタフェース手順とコマンド行インタフェース (CLI) 手順の両方を示します。

  • Oracle ILOM 管理対象サーバーに対する電力制限目標を定義するには、望ましい Oracle ILOM ユーザーインタフェースで次の手順を実行します。
    インタフェース
    手順
    詳細
    Web
    1. 「Power Management」>「Limit」をクリックします。

    2. 「Target Limit」をワット単位またはパーセントで入力します。

      注 -  制限目標は、取り付けられているハードウェアコンポーネントによって取り込まれる最小電力と管理対象のサーバーが許容されている最大消費電力 (許容ピーク) の間に設定するようにしてください。

    3. 「Power Limiting」チェックボックスを選択して電力制限を有効化します。

    4. 「Save」をクリックして変更を適用します。

    Oracle ILOM 3.2.1 以降を含むシステムの場合、「Power Limit」ページで「More details」リンクをクリックします。
    CLI
    1. 電力制限を設定し、管理対象サーバー上で電力制限状態をアクティブにするには、次を入力します。

      set /SP/powermgmt/budget pending_power_limit=[ value ] pendingactivation_state=enabled commit_pending=true

      ここで、value は制限目標値 (ワット数またはパーセンテージ) を表します。

      注 -  制限目標は、取り付けられているハードウェアコンポーネントによって取り込まれる最小電力と管理対象のサーバーが許容されている最大消費電力 (許容ピーク) の間に設定するようにしてください。

    次のように入力します。
    help /SP/powermgmt/budget

関連項目

  • ファームウェアバージョン 3.1 または 3.2 の『Oracle ILOM 構成および保守ガイド』、「SP の「Power Target Limit」プロパティーの設定」。