SP または CMM のネットワーク設定を構成する (Oracle ILOM)

Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) を使って Oracle システムの配備や管理を行う際に、オプションで、サービスプロセッサ (SP) またはシャーシモニタリングモジュール (CMM) で提供されるデフォルトのネットワーク設定を変更することができます。CMM はサーバーモジュール (ブレード) でのみ使用されます。

このタスクの詳細については、次の手順を参照してください。

始める前に

• Oracle ILOM を起動します。詳細については、Oracle ILOM へのアクセスを参照してください。

• Oracle ILOM の管理者 (a) ユーザー役割特権を持っていることを確認します。

• IPv4 ネットワーク環境では、IP 発見モードプロパティーはデフォルトで DHCP に設定されています。

• IPv6 ネットワーク環境では、自動構成プロパティーはデフォルトでステートレスに設定されています。

次の手順では、サーバーサービスプロセッサ (SP) とシャーシモニタリングモジュール (CMM) の両方に対する Web インタフェース手順とコマンド行インタフェース (CLI) 手順を示します。

• デフォルトのネットワーク設定を変更するには、望ましい Oracle ILOM ユーザーインタフェースで次の手順に従います。

  インタフェース 手順 詳細 Web 「ILOM Administration」>「Connectivity」>「Network」をクリックします。 「Network Settings」ページの設定を必要に応じて変更したあと、「Save」をクリックします。 Oracle ILOM 3.2.1 以降を含むシステムの場合、「Network Settings」ページで「More details」リンクをクリックします。 CLI 割り当てられたネットワーク設定を表示するには、次のように入力します。 show /[ SP|CMM ]/network show /[ SP|CMM ]/network/ipv6 IPv4 ネットワークプロパティーを変更するには、set コマンドを発行します。 次に例を示します。 set /[ SP|CMM ]/network state=[ enabled|disabled ] pendingipdiscovery=[ static|dhcp ] pendingipaddress=[ address ] pendingipgateway=[ address ] pendingipnetmask=[ address ] commit_pending=true IPv6 ネットワークプロパティーを変更するには、set コマンドを発行します。 次に例を示します。 set /[ SP|CMM ]/network/ipv6 state=[ enabled|disabled ] autoconfig= [ disabled|stateless|dhcpv6_stateful|dhcpv6_stateless ] dhcpv6_server_duid=[ address ] link_local_ipaddress=[ address ] static_ipaddress=[ address ] ipgateway=[ address ] set /[ SP|CMM ]/network commit_pending=true 次のように入力します。 help /[ SP|CMM ]/network help /[ SP|CMM ]/network/ipv6

関連項目

• ファームウェアバージョン 3.1 または 3.2 の『Oracle ILOM 構成および保守ガイド』、「デフォルト接続構成プロパティーの変更」。