リモート KVMS を使用している間、ホストコンソールは共有ネットワークリソースとみなされるため、あるユーザーがホストコンソールにログインしたあと、ホストオペレーティングシステムからログアウトせずに Oracle ILOM リモートシステムコンソール、リモートシステムコンソールプラス、または CLI ストレージリダイレクションアプリケーションを閉じた場合、同じコンソールにリモート KVMS を使って接続した 2 番目のユーザーは以前に認証済みのオペレーティングシステムセッションを使用できます。このため、Oracle ILOM では、リモート KVMS セッションが切断されるたびにホストオペレーティングシステムを自動的にロックする機能を提供しています。最大限のセキュリティーを確保するため、Oracle ILOM でこの機能を有効にするか構成してください。
KVMS セッションの終了後にリモートホストデスクトップをロックするには、次の Web ベースの手順を参照してください。ホストロック機能を有効化する方法の詳細は、『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド (3.2.x)』を参照してください。
始める前に
Oracle ILOM でホストロックモードプロパティーを変更するには Console (c) の役割が必要です。
Oracle ILOM のホストロックモード機能を使用するにはファームウェア 3.0.4 以降が必要です。
ホストロックモード機能はデフォルトで無効になっています。
ホストデスクトップのロック、『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド (3.2.x)』
ホストデスクトップのロック、『Oracle ILOM 3.1 構成および保守ガイド』
KVMS ロック、『Oracle ILOM 3.0 リモートリダイレクションコンソール - CLI および Web ガイド』