KVMS リモート通信と暗号化
Oracle ILOM リモートシステムコンソール、リモートシステムコンソールプラス、および CLI ストレージリダイレクションの各アプリケーションは、一連のネットワークプロトコルを使用してリモートで Oracle ILOM と通信します。これらの Java アプリケーションを使用して、ホストのキーボードとマウスを制御したり、ローカルのストレージデバイス (CD ドライブや DVD ドライブなど) をリモートサーバーにマウントしたりできます。
次の表に、リモート KVMS 情報がネットワーク経由で伝送される方法を詳細に示します。
表 10 KVMS 機能と暗号化
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マウスリダイレクション |
暗号化 |
マウスの座標がネットワーク経由で Oracle ILOM にセキュアに送信されます。 |
キーボードリダイレクション |
暗号化 |
クライアントマシン上で入力した文字がすべて、暗号化プロトコルを使用して、Oracle ILOM に転送されます。 |
ビデオリダイレクション |
暗号化 |
ビデオデータが、Java クライアントと Oracle ILOM の間で暗号化プロトコルを使用して転送されます。 |
ストレージリダイレクション |
暗号化なし |
ストレージデバイスに対するデータの読み取りと書き込みが、暗号化されずにネットワーク経由で Oracle ILOM に伝送されます。 |
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リモート KVMS で有効になるネットワークポートの一覧については、表 4を参照してください。