Oracle® ILOM セキュリティーガイドファームウェア Release 3.0、3.1 および 3.2

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更新: 2015 年 10 月
 
 

すべてのローカルユーザーのパスワードポリシー制限を設定する (3.2.5 以降)

ファームウェアリリース 3.2.5 時点の Oracle ILOM は、すべてのローカルユーザーアカウントのパスワードポリシーを適用します。パスワードポリシーには、パスワードポリシー制限のデフォルトセットが標準装備されています。システム管理者は、デフォルトのプロパティーをそのまま使用するか、またはそれらを各パスワードポリシーのニーズが満たされるように変更するかのどちらかを選択できます。


注 -  パスワードポリシーのプロパティーへの変更は、ローカルユーザーアカウントの作成前に設定するようにしてください。パスワードポリシーのプロパティーがローカルユーザーアカウントの構成後に変更された場合、Oracle ILOM は自動的に 1) すべてのローカルユーザーアカウントの構成を削除し、2) システムに最初に標準装備されていたデフォルトの root アカウントを復元します。

始める前に

  • パスワードポリシーのプロパティーを構成するには、Admin (a) の役割が必要です。

  • パスワードポリシーは、ローカルユーザーアカウントにのみ適用されます。LDAP や Active Directory などのリモートユーザー認証サービスのアカウントには影響を与えません。

  • パスワードポリシーのプロパティーへの変更を保存すると、次が実行されます。

    • すべてのローカルユーザーアカウント構成が Oracle ILOM から削除されます。

    • システムに標準装備されているデフォルトのローカルユーザーアカウント (root) が復元されます。

    • root の初回ログイン時、root ユーザーは、root アカウントのパスワードを変更するよう求められます。

すべてのローカルユーザーのパスワードポリシーを設定するには、次の Web ベースの手順を使用します。


注 -  CLI のパスワードポリシー手順については、この手順の「関連情報」セクションに記載されている Oracle ILOM 管理ガイドのリファレンスをクリックしてください。
  1. Oracle ILOM で現在のパスワードポリシー制限を表示するには、「ILOM Administration」>「User Management」>「Password Policy」をクリックします。
  2. パスワードポリシー制限を変更するには、「Password Policy」ページにある「More Details...」リンクをクリックして詳しい手順を確認します。
  3. 変更を保存するには、「Save」をクリックします。

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