ファームウェアリリース 3.2.4 の時点では、リモートシステムコンソールプラスのプライマリユーザーは「Maximum Client Session Count」を 1 セッションビューアに制限することによって、ビデオリダイレクションセッション中に入力された機密データが SP 上のほかのサインインセッションユーザーに表示されないようにできます。デフォルトでは、Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスの「Maximum Client Session Count」プロパティーは 4 セッションビューアに設定されています。
Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスの「Maximum Client Session Count」プロパティーを変更するには、次の Web ベースの手順を参照してください。
始める前に
KVMS Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスの「Maximum Client Session Count」プロパティーは、ファームウェアリリース 3.2.4 以降で使用できます。
Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスは、ファームウェアリリース 3.2.1 時点の新しくリリースされた SP システムでのみ使用できます。
KVMS Maximum Client Session Count プロパティーを変更するには、Oracle ILOM で Console (c) の役割が必要です。
Oracle ILOM で Maximum Client Session Count プロパティーをリセットすると、SP 上でアクティブの Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスのビデオセッションがすべて終了します。
デフォルトで 1 つの SP につき最大 4 つのリモートシステムコンソールプラスビデオリダイレクションセッションを、Oracle ILOM の「Redirection」ページから起動できます。
「リモートデバイスリダイレクトのプロパティー」、『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド (3.2.x)』