Oracle® ILOM セキュリティーガイドファームウェア Release 3.0、3.1 および 3.2

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更新: 2015 年 10 月
 
 

リモートシステムコンソールプラスで表示できる KVMS セッションを制限する (3.2.4 以降)

ファームウェアリリース 3.2.4 の時点では、リモートシステムコンソールプラスのプライマリユーザーは「Maximum Client Session Count」を 1 セッションビューアに制限することによって、ビデオリダイレクションセッション中に入力された機密データが SP 上のほかのサインインセッションユーザーに表示されないようにできます。デフォルトでは、Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスの「Maximum Client Session Count」プロパティーは 4 セッションビューアに設定されています。

Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスの「Maximum Client Session Count」プロパティーを変更するには、次の Web ベースの手順を参照してください。

始める前に

  • KVMS Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスの「Maximum Client Session Count」プロパティーは、ファームウェアリリース 3.2.4 以降で使用できます。


    注 - KVMS の「Maximum Client Session Count」プロパティーは、Oracle ILOM リモートコンソールをサポートしているシステムでは構成できません。
  • Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスは、ファームウェアリリース 3.2.1 時点の新しくリリースされた SP システムでのみ使用できます。

  • KVMS Maximum Client Session Count プロパティーを変更するには、Oracle ILOM で Console (c) の役割が必要です。

  • Oracle ILOM で Maximum Client Session Count プロパティーをリセットすると、SP 上でアクティブの Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスのビデオセッションがすべて終了します。

  • デフォルトで 1 つの SP につき最大 4 つのリモートシステムコンソールプラスビデオリダイレクションセッションを、Oracle ILOM の「Redirection」ページから起動できます。

  1. Oracle ILOM Web インタフェースで「Remote Console」->「KVMS」をクリックし、「KVMS」ページに移動します。
  2. 「KVMS」ページで Maximum Client Session Count プロパティー (指定可能な値: 4 (デフォルト)|1|2|3) を変更します。
  3. 「Save」をクリックして変更を適用します。

関連情報

  • 「リモートデバイスリダイレクトのプロパティー」、『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド (3.2.x)