Oracle® ILOM セキュリティーガイドファームウェア Release 3.0、3.1 および 3.2

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更新: 2015 年 10 月
 
 

非アクティブの CLI セッションのタイムアウト間隔を設定する

Secure Shell (SSH) プロトコル経由で、またはシリアル接続を使用して Oracle ILOM に接続することによってアクセスされる Oracle ILOM CLI は、非アクティブの CLI セッションを閉じるための構成可能なセッションタイムアウト間隔をサポートしています。構成されている場合、この機能は、承認されていないユーザーが Oracle ILOM への認証された CLI セッションが存在する無人のコンピュータを見つけるリスクを軽減します。

最大限のセキュリティーを確保するため、Oracle ILOM CLI が共有コンソール上で使用されているすべての環境で CLI セッションタイムアウト間隔を構成するようにしてください。理想的には、CLI セッションタイムアウト間隔は 15 分以下に設定するようにしてください。

非アクティブの Oracle ILOM CLI セッションに対して設定されているタイムアウト間隔プロパティーを表示または変更するには、次の Web ベースの手順を参照してください。

始める前に

  • CLI プロパティーを変更するには、Admin (a) の役割が必要です。

  • SSH 接続に対して設定されたデフォルトの CLI セッションタイムアウト間隔は無効になっており、0 分に設定されています。


    注 - CLI タイムアウト間隔が 0 に設定されていると、セッションがアイドル状態のままになっている時間には関係なく、Oracle ILOM は非アクティブの CLI セッションを閉じません。
  • CLI セッションのタイムアウト間隔プロパティーは、ファームウェアリリース 3.0.4 以降を実行しているサーバー SP の Oracle ILOM でのみ構成が可能です。

  1. Oracle ILOM Web インタフェースで「CLI」ページに移動します。

    たとえば:

    • 3.0.x Web インタフェースで、「Configuration」->「System Management Access」->「CLI」をクリックします。
    • 3.1 以降の Web インタフェースで、「ILOM Administration」->「Management Access」->「CLI」をクリックします。
  2. 「CLI」ページで、次を実行して CLI セッションタイムアウト間隔を設定します。
    1. 「Enable」チェックボックスにチェックマークを付けます。
    2. アクティブでないコマンド行セッションが自動的にログアウトされるまでの経過時間 (分) を指定する 1 - 1440 分の間の数字を入力します。
    3. 「Save」をクリックして変更を適用します。

関連情報

  • 「CLI セッションタイムアウトの構成プロパティー」、『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド (3.2.x)

  • 「CLI セッションタイムアウトの構成プロパティー」、『Oracle ILOM 3.1 構成および保守ガイド

  • CLI セッションタイムアウトの設定、『Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 日常的な管理 - CLI 手順ガイド