ファームウェアリリース 3.0.8 以降ファームウェア 3.1.2 まででは、Oracle ILOM には標準的な Web サービスインタフェースが用意されており、サーバーの健全性をモニターしたり、Ws-Management (Ws-Man) というプロトコルを使用してインベントリ情報を確認できます。
Oracle ILOM Ws-Man インタフェースを使用すると、ホストのピア制御や Oracle ILOM SP 自身のリセットも行えます。Ws-Man は、HTTP(S) プロトコルを利用した、SOAP (Simple Object Access Protocol) ベースのプロトコルです。Oracle ILOM Ws-Man インタフェースでは、HTTP または HTTPS のどちらかをトランスポートとして使用できます。HTTPS を使用すると、チャネルが SSL 証明書を使用して暗号化されます。SSL 証明書を使用することのセキュリティー上の利点および自己署名証明書と信頼できる証明書の違いの詳細は、Improve Security by Using a Trusted SSL Certificate and Private Keyを参照してください。
この Web サービスインタフェースは、SSL 証明書を使用している場合にだけ使用してください。最大限のセキュリティーを実現するために、トランスポートメカニズムとして HTTPS を使用してください。Web サーバープロパティーの構成の詳細は、Configure the Web Interface for Maximum Securityを参照してください。