配備後に FIPS モードを変更する

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ファームウェアの更新を実行するか、または Oracle ILOM でユーザー定義の構成プロパティーを指定したあとに FIPS モードの動作状態を変更する必要がある場合は、この手順を使用します。

注 - Oracle ILOM の FIPS 準拠モードは、「State」および「Status」プロパティーによって表されます。「State」プロパティーは Oracle ILOM で構成されているモードを表し、「Status」プロパティーは Oracle ILOM の動作モードを表します。FIPS の「State」プロパティーが変更された場合、その変更は、次回の Oracle ILOM のリブートまで動作モード (FIPS の「Status」プロパティー) に影響を与えません。

始める前に

FIPS レベル 1 準拠のための構成可能なプロパティーは、ファームウェア 3.2.4 以降の Oracle ILOM で使用できます。ファームウェアリリース 3.2.4 より前では、Oracle ILOM は FIPS レベル 1 準拠のための構成可能なプロパティーを提供していません。
FIPS が有効になっている (構成され、動作可能になっている) と、Oracle ILOM の一部の機能がサポートされません。FIPS が有効になっているときにサポートされない機能の一覧については、Un-Supported Features When FIPS Mode Is Enabledを参照してください。
この手順を実行するには、Admin (a) の役割が必要です。

Oracle ILOM Web インタフェースで、Oracle ILOM 構成をバックアップします。
たとえば:
1. 「ILOM Administration」->「Configuration Management」->「Backup/Restore」をクリックします。
2. 「Backup/Restore」ページで「More details...」リンクをクリックし、詳細手順を確認します。
  注 - ファームウェア更新後の Oracle ILOM への再接続を簡素化するには、構成を維持するファームウェア更新オプションを有効にする必要があります。
  
  注 - 手順 1 の前に手順 2 を実行した場合、XML バックアップ構成ファイルを編集して、FIPS 設定を削除する必要があります。そうしないと、バックアップの Oracle ILOM XML ファイルとサーバーで実行している動作 FIPS モードの状態の間で構成の不一致が発生することになり、この状況は許可されません。

ファームウェア更新が必要な場合は、次の手順を実行します。
1. 「ILOM Administration」->「Maintenance」->「Firmware Update」をクリックします。
2. 「Firmware Update」ページで「More details...」リンクをクリックし、詳細手順を確認します。

Oracle ILOM で次のように FIPS 準拠モードを変更します。
1. 「ILOM Administration」->「Management Access」->「FIPS」をクリックします。
2. 「FIPS」ページで「More details」リンクをクリックし、次を実行するための手順を確認します。
  - FIPS State 構成を変更します。
  - SP をリセットし、システム上の FIPS 動作ステータスを更新します。

バックアップした Oracle ILOM 構成を次のように復元します。
1. 「ILOM Administration」->「Configuration Management」->「Backup/Restore」をクリックします。
2. 「Backup/Restore」ページで「More details」リンクをクリックし、詳細手順を確認します。

配備後に FIPS モードを変更する

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