初回ログイン時に root アカウントのデフォルトのパスワードを変更する

Oracle ILOM への初回のログインとアクセスを有効にするために、システムには事前構成された管理者 root アカウントとデフォルトのパスワード (changme) が用意されています。Oracle ILOM への不正なアクセスを防止するために、事前構成された root アカウントに標準装備されているデフォルトのパスワード (changeme) を初回ログイン時に変更する必要があります。そうしないと、事前構成された root アカウントとデフォルトのパスワード (changeme) が共有アカウントとして機能するため、管理者アクセスがすべてのユーザーに対して有効になります。

事前構成された管理者 root アカウントに標準装備されているデフォルトのパスワード (changeme) を変更するには、次の Web ベースの手順を使用します。

始める前に

• Security Guidelines for Managing User Accounts and Passwordsについて確認します。

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  注 - Oracle ILOM への無許可のアクセスを防ぐためには、root アカウントに強力でセキュアなパスワードを割り当てる必要があります。強力なパスワードにするには、大文字と小文字を混在させ、少なくとも 1 つの特殊文字 (% や $) を含める必要があります。

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• Oracle ILOM でローカルユーザーアカウントのパスワードを変更するには User Management (u) の役割が必要です。

1. Oracle ILOM Web インタフェースで、「User Account」ページに移動します。

   たとえば:

   • 3.0.x Web インタフェースで、「User Management」->「User Accounts」をクリックします。
   • 3.1 以降の Web インタフェースで、「User Management」->「User Accounts」をクリックします。
2. 「User Account」ページで、root アカウントの「Edit」をクリックします。

   「Edit: User Root」ダイアログが表示されます。

3. 「Edit: User Root」ダイアログで次を実行します。
   • 「New Password」テキストボックスに一意のパスワードを入力し、「Confirm New Password」テキストボックスに同じパスワードを再入力します。
   • 「Save」をクリックして変更を適用します。

関連情報

• 「ローカルユーザーアカウントの構成」、『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド (3.2.x)』

• 「ローカルユーザーアカウントの構成」、『Oracle ILOM 3.1 構成および保守ガイド』

• ユーザーアカウントの変更、『Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 日常的な管理 - CLI 手順ガイド』

• 「ユーザーアカウントを変更する」、『Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 日常的な管理 - Web 手順ガイド』

• Physical Security Presence for Resetting root Account Default Password