Oracle System Assistant を使ってサーバーのファームウェアを更新するには、この手順を使用します。
「Update Firmware」タスクでは、システムのファームウェア (BIOS と Oracle ILOM SP) およびシステム内のハードウェアデバイスのファームウェアを最新版に更新できます。これを使用すれば、変更内容を確認し、バージョン番号を比較してから、更新するコンポーネントを手動で選択することも、すべてのファームウェアコンポーネントを更新するように選択することもできます。
最良の結果を得るには、すべてのファームウェアコンポーネントを最新版に更新してください。
Oracle ILOM/SP 更新の実行にかかる時間は、Oracle ILOM のローカルホストインターコネクト設定によって変わります。
Oracle ILOM のローカルホストインターコネクト設定がホスト管理 (true) として構成されている場合、内部のホスト - ILOM 間インターコネクトが使用されます。これがデフォルトであり、最速になります。
Oracle ILOM のローカルホストインターコネクト設定がホスト管理 (false) として構成されている場合、より長い時間がかかります。
始める前に
Oracle System Assistant を更新用に準備します。詳細については、Oracle System Assistant の更新の準備を参照してください。
Oracle System Assistant を使って更新パッケージを取得します。詳細については、プラットフォームソフトウェア、ドライバ、およびファームウェアの更新をダウンロードする (Oracle System Assistant)を参照してください。
詳細は、Accessing Oracle System Assistantを参照してください。
「Update Firmware」画面が表示されます。
タスクがコンポーネントに対してポーリングを行い、ファームウェア更新チェックを実行する間、「Firmware Update Check」進捗ボックスが表示されます。
「Firmware Update Install Changes」ダイアログボックスが表示されます。
「Component Name」、「Device Name」、「Firmware/BIOS Installed」、および「Firmware/BIOS Available」も確認できます。
ファームウェアの更新の進捗バーが表示されます。
システムは数回リブートする可能性があります。インストールすべき更新がほかにも存在する場合は、リブート後に Oracle System Assistant がふたたび表示され、ファームウェアの更新が続行されます。
ファームウェア更新に Oracle ILOM の更新が含まれる場合、Oracle ILOM リモートコンソールセッションが切断される可能性があり、セッションを再開しなければいけない可能性があります。
更新がすべてインストールされた時点で、Oracle System Assistant によって完了メッセージが表示されます。
注意 - データ破壊と機能損失: ファームウェア更新処理を中断しないでください。サーバーは自動的に数回リブートする可能性があります。処理が完了したことの確信が持てるまで、処理を中断しないでください。 |
関連項目