サーバー SP に電力上限ポリシーを設定する
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) で電力上限ポリシーを定義すれば、電力制限目標を適用することができます。
始める前に
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Oracle ILOM にログインします。Oracle ILOM にログインする手順については、Oracle ILOM を起動しログインするを参照してください。
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電力上限ポリシーを設定する前に、管理対象サーバーに対する電力制限目標を設定します。手順については、サーバー SP に電力制限目標プロパティーを設定するを参照してください。
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Oracle ILOM の管理者 (a) ユーザー役割特権を持っていることを確認します。
注 -
電力上限をサポートしていないシステムもあります。これらのシステムでは、コマンドまたは Web 要素 (あるいはその両方) が表示されません。
次の手順では、サーバーサービスプロセッサ (SP) に対する Web インタフェース手順とコマンド行インタフェース (CLI) 手順の両方を示します。
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Oracle ILOM 管理対象サーバーに対する電力上限ポリシーを定義するには、望ましい Oracle ILOM ユーザーインタフェースで次の手順を実行します。
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Web
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「Power Management」>「Limit」をクリックします。
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「Advanced Settings」パネルでいずれかの「Policy」オプション (Soft Cap (デフォルト)、Hard Cap のいずれか) を選択します
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「Violation Actions」リストボックスでポリシー違反アクション (None、Hard Power Off のいずれか) を選択します
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「Save」をクリックして変更を適用します。
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Oracle ILOM 3.2.1 以降を含むシステムの場合、「Power Limit」ページで「More details」リンクをクリックします。
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CLI
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電力上限ポリシーを設定するには、次を入力します。
set /SP/powermgmt/budget pendingtimelimit=[ default|integer between 1 and 99999|0 ] pendingviolation_actions=[ none | hardpoweroff ] commit_pending=true
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次のように入力します。
help /SP/powermgmt/budget
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関連項目