Oracle Hardware Management Pack の raidconfig ツールでは、オペレーティングシステムのコマンド行から帯域内で RAID を構成できます。
始める前に
HBA がサーバーでサポートされていることを検証し、ドライブスロット装着および仮想ドライブの作成に関する Oracle の推奨事項を確認します。詳細は、サーバーのドキュメントを参照してください。
UNIX ベースのプラットフォームのルート権限か Windows の管理者特権を持っていることを確認します。
Oracle Solaris では、raidconfig に raidctl CLI ツールとの互換性はありません。raidconfig では SAS2 がサポートされますが、raidctl ツールはサポートされません。
Oracle Solaris OS が動作しているサーバーの場合、任意のデバイスのホットプラグを行ったあとに、devfsadm -C コマンドを実行してシステムのすべてのデバイスノードを再列挙してから、raidconfig コマンドを実行します。
このコマンドは、一部の構成をサポートしていません。詳細は、次を参照してください。
http://www.oracle.com/goto/OHMP/docs
raidconfig subcommand
ここで、subcommand は、次のいずれかになります。
list: コントローラ、RAID ボリューム、およびディスクについての情報を一覧表示します。RAID ボリュームに属さないディスクも含みます。特定のデバイスを選択して表示できます。
create: RAID ボリュームを作成します。
delete: RAID ボリュームを削除します。
add: 指定されたディスクまたはスペアを追加します。
remove: 指定されたディスクまたはスペアを削除します。
modify: RAID ボリュームまたはディスクを変更します。
start: 保守タスクを開始します。
stop: 保守タスクを停止します。
restore: ディスクに保存されている RAID 構成を検索し、復元します。
clear: 定義されたコントローラのディスクに保存されている RAID 構成をクリアします。
export: RAID の構成から XML ファイルを生成します。
import: RAID の構成を読み取って、RAID ボリュームとスペアを作成します。
詳細は、次を参照してください。