Oracle ILOM ファームウェア構成をほかの Oracle システムにレプリケートする (Oracle ILOM)

Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) を使用して、1) モデルサーバーの SP または CMM から構成設定をキャプチャーし、2) キャプチャーした構成をほかのサーバーの SP または CMM にレプリケートすることによって、複数の Oracle システムで一貫性を高め、サービスプロセッサ (SP) またはシャーシモニタリングモジュール (CMM) 構成を標準化します。

始める前に

• Oracle ILOM にログインします。手順は、Oracle ILOM を起動しログインするを参照してください。

• Admin (a)、User Management (u)、Console (c)、Reset and Host Control (r)、および Read-Only (o) の Oracle ILOM での役割に関連付けられた特権を持っていることを確認します。

これらの手順に従って、あるサーバーの SP または CMM の Oracle ILOM 構成パラメータを、ほかのサーバーの SP または CMM にレプリケートします。

1. 必要に応じて Oracle ILOM構成パラメータをカスタマイズして、モデル SP または CMM 構成を作成します。

   たとえば、ユーザーアカウントの定義、ネットワーク設定の変更、警告通知の設定、システムポリシーの定義などを行います。

2. Oracle ILOM で構成のバックアップ操作を使用して、モデル SP または CMM 構成のバックコピーを作成します。

   詳細は、現在の Oracle ILOM ファームウェア構成をバックアップする (Oracle ILOM)を参照してください。

3. XML エディタを使用して、モデル構成のバックアップコピーを編集します。

   編集のガイドライン – 静的 IP アドレスなどのネットワーク設定や、ターゲットサーバーの SP または CMM に適用できないほかの Oracle ILOM 設定には、構成パラメータの編集を検討してください。

   詳細は、ファームウェアバージョン 3.1 または 3.2 の『Oracle ILOM 構成および保守ガイド』を参照してください。

4. Oracle ILOM で構成の復元操作を使用することにより、モデル Oracle ILOM 構成のコピーを使用してターゲットサーバーの SP または CMM をプロビジョニングします。

   詳細は、バックアップした Oracle ILOM 構成を復元するか、構成を出荷時デフォルトにリセットする (Oracle ILOM)を参照してください。