シャーシモニタリングモジュール (CMM) にブレードスロット許可制限プロパティーを設定する
Oracle ブレードサーバーモジュールが消費する電力量を制御するには、シャーシモニタリングモジュール (CMM) にブレードスロット許可制限プロパティーを設定します。
始める前に
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Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) にログインします。
Oracle ILOM にログインする手順については、Oracle ILOM を起動しログインするを参照してください。
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Oracle ILOM で Admin (a) 役割特権を持っていることを確認します。
注 -
Oracle ILOM のブレードスロット許可制限プロパティーのデフォルトは、1200 ワット (最大スロット制限) です。
注 -
ブレードスロット許可制限には、すでに CMM によってブレードスロットに許可されているワット数より小さい値を設定しないようにしてください。ブレードスロット許可制限を 0 に設定すると、設置されたブレードサーバーモジュールの電源を投入できなくなります。
次の手順では、CMM に対する Web インタフェース手順とコマンド行インタフェース (CLI) 手順の両方を示します。
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Oracle ブレードシャーシシステムでブレードスロット許可制限を定義するには、望ましい Oracle ILOM ユーザーインタフェースで次の手順を実行します。
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Web
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「Power Management」>「Allocation」の順にクリックします。
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「Power Grants」テーブルでブレードサーバーモジュールを選択し、「Edit」をクリックします。
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「Power Grant Limit Policy」で次のいずれかのオプションを有効にします: 「Slot Maximum」(デフォルト、1200 ワット) または「Custom」
「Custom」が有効化された場合、シャーシブレードスロットの許可制限値をワット数で入力します。
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「Save」をクリックして変更を適用します。
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Oracle ILOM 3.2.1 以降を含むシステムの場合、「Power Allocation Plan」ページで「More details」リンクをクリックします。
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CLI
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あるブレードスロットに対する電力許可制限を設定するには、次を入力します。
set /CMM/powermgmt/powerconf/ bladeslots/BL n grant_limit=[ watts ]
ここで、watts はブレードスロット電力制限を表します。
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次のように入力します。
help /CMM/powermgmt/powerconf/bladeslots/BL n
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関連項目