Oracle® X4 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2014 年 4 月
 
 

オペレーティングシステムをインストールする (Oracle System Assistant)

image:Oracle System Assistant のアイコン

Oracle System Assistant は、システムの準備、オペレーティングシステムのインストール、およびドライバの更新を行うためのツール群を完備しているので、オペレーティングシステムやドライバをインストールするための推奨の方法です。


注 -  Oracle System Assistant のオペレーティングシステムインストールタスクは、SolarisWindows、および Linux オペレーティングシステムと、Oracle VM ソフトウェアのサポート対象バージョンでのみ利用できます。Windows ではフルインストールオプションのみがサポートされます。(Server Core インストールオプションはサポートされない)。サポートされているオペレーティングシステムのインストールの詳細については、サーバーのオペレーティングシステム固有のインストールガイドを参照してください。

この手順を使用して、Oracle System Assistant を使ってサーバーにサポート対象のオペレーティングシステムをインストールします。


注 -  このセクションでは、オペレーティングシステムをインストールするのに必要な基本的な手順について説明します。ただし、オペレーティングシステムは、それぞれ一意に異なります。詳細は、オペレーティングシステムのインストールガイドを参照してください。

始める前に

オペレーティングシステムのメディアまたはイメージを取得します。

オペレーティングシステムのインストールの準備に記載されている準備事項を実行します。

  1. 「Install OS」タスクボタンをクリックします。

    「Install Operating System」画面が表示されます。


    image:この図は、Oracle System Assistant の「Install Operating System」画面を示しています。
  2. 「Supported OS」ドロップダウンリストから、インストールするオペレーティングシステムを選択します。

    このリストには、サポートされているオペレーティングシステムのうち、OS のインストールタスクを使用できるものだけが含まれます。

  3. 画面の「Select the desired BIOS mode for booting operating system」部分で、「UEFI」または「Legacy BIOS」モードを選択します。

    BIOS モードの選択は、UEFI モードでのブートがターゲットオペレーティングシステムでサポートされている場合にのみ可能です。

    Legacy ブートモードと UEFI ブートモードを参照してください。

  4. 画面の「Select your install media location」部分で、オペレーティングシステムインストールメディアの場所を選択します。

    オプションは、物理的な CD/DVD、仮想 ISO イメージ、またはネットワーク場所です。ネットワーク場所は、Oracle System Assistant 1.2 以降を使用して Linux オペレーティングシステムをインストールする場合に使用できます。

    「Refresh」ボタンをクリックすると、デバイスのリストが更新されます。


    ヒント  -  Oracle Remote System Console を使用してリモートからオペレーティングシステムをインストールする場合は、KVM メニューの「Devices」を選択してから「CD-ROM Image」をクリックすると、リモートの CD-ROM が表示されます。次に、「Oracle System Assistant」画面で、「Refresh」をクリックし、CD/DVD の場所を選択します。
  5. 画面の「Select the boot disk」部分で、「Boot disk」ドロップダウンリストからブートデバイスを選択します。

    これは、オペレーティングシステムがインストールされるデバイスです。

    • Linux ディストリビューションを選択した場合は、画面の「Select the boot disk」部分が表示されます。

    • Windows ディストリビューションを選択した場合は、画面の「Select the boot disk」部分は表示されません。

    Oracle System Assistant は、オペレーティングシステムのインストールに必要なプリインストール環境やコンポーネントを使って、選択されたディスクの準備を整えます。


    Caution

    注意  -  データの損失: オペレーティングシステムのインストールによって、ディスクの内容が消去されます。


  6. ブートデバイスの選択を確認するには、「Yes」をクリックします。
  7. 「View Installation Options」をクリックします。

    「Operating System Installation Details」ダイアログボックスが表示されます。オペレーティングシステムやドライバソフトウェアのコンポーネントが一覧表示されます。インストールしないコンポーネントの選択を解除します。ほとんどのオペレーティングシステムでは、一覧表示されているコンポーネントはすべて必要です。


    image:Oracle System Assistant の「Operating System Installation Details」オプション画面を示すスクリーンショット。
  8. ダイアログボックスを終了させるには、「Close」をクリックします。

    「Install Operating System」画面が表示されます。

  9. 「Install OS」ボタンをクリックします。
  10. 処理が完了するまでプロンプトに応答します。

    インストールが完了すると、サーバーがブートします。

関連項目