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Oracle® Server X5-2 設置ガイド

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更新: 2014 年 10 月
 
 

サーバーコンポーネント

表 7  Oracle Server X5-2 のコンポーネント
機能
説明
プロセッサ
それぞれ 4 つの組み込み DDR4 メモリーコントローラを搭載した 1 基または 2 基のプロセッサ。次の機能を備えたプロセッサがサポートされています。
  • 18 コア、2.3 GHz、145W プロセッサ

  • 12 コア、2.6 GHz、135W プロセッサ

  • 10 コア、2.6 GHz、105W プロセッサ

  • 8 コア、2.4 GHz、85W プロセッサ

メモリー
プロセッサごとに最大 12 個の DIMM を搭載可能。デュアルプロセッサシステムでは、最大 24 個の DDR4 DIMM で 768G バイトの最大メモリー容量がサポートされています。

注 -  単一プロセッサシステムでは、最大 12 個の DDR4 DIMM で 384G バイトの最大メモリー容量がサポートされています。

RDIMM (8G バイトと 16G バイト) および LRDIMM (32G バイト) がサポートされています。
ストレージドライブ
ストレージドライブは、ハードディスクドライブ (HDD) と半導体ドライブ (SSD) の両方で構成できます。構成には次が含まれます。
  • ホットプラグ対応 2.5 インチ SAS HDD/SSD (8 台まで) とオプションの SATA DVD

注 -  NVM-Express SSD は Oracle Linux または Oracle Solaris オペレーティングシステムを実行しているサーバーでのみサポートされています。

注 -  NVM-Express SSD を含むストレージドライブ構成には NVM-Express PCIe スイッチカードが必要です。

PCI Express (PCIe) I/O スロット
ロープロファイル PCIe カード装着可能な PCIe Gen3 スロット 3 基。
  • スロット 1 および 2: x16 電気インタフェース

  • スロット 3: x8 電気インタフェース

注 -  単一プロセッサシステムでは、PCIe スロット 1 は機能しません。

内蔵 HBA
専用 PCIe Gen3 スロット 1 基。オプションの内蔵専用ホストバスアダプタ (HBA) カードに使用。この内蔵 HBA は、ストレージドライブの制御と管理に使用されます。
Ethernet ポート
背面パネルに 10GBASE-T RJ-45 ギガビット Ethernet (10GbE) ポート (4 基まで)。

注 -  単一プロセッサシステムでは、Ethernet ポート NET 2 および NET 3 は機能しません。

USB 2.0 ポート
前面 2 基、背面 2 基、内蔵 2 基。

注 -  内蔵 USB ポートのうち 1 基は、Oracle System Assistant が格納された USB ドライブに事前に組み込まれていることがあります。詳細は、Oracle System Assistant を使用したソフトウェアおよびファームウェアの設定を参照してください。

ビデオ (VGA) ポート
高密度 DB-15 ビデオポートが背面に 1 基。
サービスプロセッサ (SP)
サーバーには統合サービスプロセッサ (SP) が搭載されています。SP は、IPMI 2.0 準拠のリモート管理機能を提供します。SP の機能:
  • Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) バージョン 3.2.4 (初期バージョン)

  • シリアル接続を使用したローカル Oracle ILOM コマンド行アクセス

  • 専用の 10/100/1000BASE-T 管理ポート (NET MGT) およびオプションでホストの Ethernet ポート (サイドバンド管理) のいずれかを使用して、SP への Ethernet アクセスをサポート

  • IP 経由のリモートのキーボード、ビデオ、マウス、およびストレージ (KVMS) をサポート

管理ソフトウェア
  • Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)

  • Oracle System Assistant

  • Oracle Hardware Management Pack

電源装置
2 つのホットスワップ対応、高冗長性、600W 電源装置。
冷却ファン
シャーシ冷却用の 4 つの 40 mm、ホットスワップ対応ファンモジュール。各ファンモジュールは、2 枚の逆回転ファンペアを備えています (計 4 ロータ)。
各電源装置はそれぞれ個別に冷却ファンを備えています。
オペレーティングシステム
  • オプションで、Oracle Solaris または Oracle Linux オペレーティングシステムをサーバーにプリインストールできます (注文した場合)。

  • Oracle Solaris、Linux、および Windows がサポートされています。サーバーでサポートされている OS バージョンの完全な一覧については、http://www.oracle.com/goto/X5-2/docs にある『Oracle Server X5-2 プロダクトノート』を参照してください。

仮想化ソフトウェア
  • サーバーに Oracle VM ソフトウェアをオプションでプリインストールできます。

  • Oracle VM と VMware ESXi がサポートされています。

関連情報