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Oracle® Server X5-2 設置ガイド

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更新: 2014 年 10 月
 
 

UEFI の概要

Oracle Server X5-2 には Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) が含まれており、UEFI またはレガシー BIOS ブートモードのいずれかをサポートするように構成できます。レガシー BIOS がデフォルトのモードで、UEFI ドライバのないソフトウェアやアダプタにはこれを使用する必要があります。

次の各セクションで UEFI モードとレガシー BIOS モードついて詳しく説明します。

UEFI の詳細は、http://www.oracle.com/goto/x86AdminDiag/docs にある『Oracle X5 シリーズサーバー管理ガイド』を参照してください。

ブートモードの選択

レガシー BIOS ブートモードまたは UEFI ブートモードのいずれかを選択できます。レガシー BIOS ブートモードがデフォルトです。

BIOS ブートモードを変更すると、以前に選択したモードのブート候補は BIOS 設定ユーティリティーの「Boot Options Priority」リストから使用できなくなります。新しいモードのブート候補は、BIOS 設定ユーティリティーメニューから「Save Changes and Reset」を選択したあとに「Boot Options Priority」リストに表示されます。以前に選択したモードに切り替える可能性がある場合は、Oracle ILOM BIOS バックアップおよび復元機能を使用して BIOS 構成を維持できます。詳細は、http://www.oracle.com/goto/x86AdminDiag/docs にある『Oracle X5 シリーズサーバー管理ガイド』を参照してください。

サポートされているオペレーティングシステムのほとんどは、UEFI ブートモードもレガシー BIOS ブートモードも使用できます。ただし、ブートモードを選択してオペレーティングシステムをインストールすると、インストールしたイメージはインストール時に使用したモードでしか使用できません。UEFI ブートモードまたはレガシー BIOS ブートモードを選択する手順については、 Oracle Server X5-2 サービスマニュアル のUEFI の使用を参照してください。

レガシー BIOS ブートモード

ホストバスアダプタ (HBA) でオプションの ROM を使用する場合や、ソフトウェアまたはアダプタに UEFI ドライバがない場合は、レガシー BIOS ブートモードを選択します。レガシー BIOS ブートモードでは、レガシー BIOS ブートモードをサポートするブート候補のみが BIOS 設定ユーティリティーの「Boot Options Priority」リストに表示されます。

UEFI ブートモード

インストールするオペレーティングシステム、ソフトウェア、およびアダプタで UEFI ドライバを使用する場合は、UEFI ブートモードを選択します。システムのセットアップ中に手動で UEFI ブートモードを選択できます。UEFI ブートモードでは、UEFI ブートモードをサポートするブート候補のみが BIOS 設定ユーティリティーの「Boot Options Priority」リストに表示されます。