システム管理者は、構成済みの Oracle ILOM デフォルトパスワードを使用して、構成済みの Oracle ILOM ローカル root アカウントまたはローカル root アカウントのパスワードを回復できます。
root アカウントのパスワードを回復するには、Oracle ILOM に対するローカルのシリアル管理ポート (SER MGT) 接続が必要です。また、Oracle ILOM で Physical Presence State が有効になっている場合 (デフォルト)、ユーザーは自分がサーバーの前に居ることを証明する必要があります。
root アカウントのパスワードを回復するには、次の手順を実行します。
例: SUNSP-000000000 login: default
Press and release the physical presence button
Press return when this is completed...
サーバーの前に自分が居ることを証明するには、サーバー前面のロケータボタンを押します。
ロケータボタンの位置については、図 1 を参照してください。
パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
詳細は、http://www.oracle.com/goto/ILOM/docs にある『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド - ファームウェアリリース 3.2.x』の「ローカルユーザーアカウントの構成」を参照してください。