ケーブル溝付き出荷用留め具の取り付け
ラック内のサーバーを出荷する場合、そのサーバーの下に 1 つ以上のラックユニットスペースが空いている場合は、サーバーの損傷を防ぐためケーブル溝付き出荷用留め具を取り付ける必要があります。ラック内の各サーバーで次の要件を満たす留め具を使用する必要があります。
ケーブル溝付き出荷用留め具は別注文できるオプションです。ケーブル溝付き出荷用留め具の注文方法の詳細は、Oracle の販売担当者に確認してください。
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ケーブル溝付き出荷用留め具と付属コンポーネントを開梱します。
取り付けには次のコンポーネントが必要になります。
図 24 ケーブル溝付き出荷用留め具の取り付けに必要なコンポーネント
図の説明
1
ケーブル溝付き出荷用留め具
2
4 本の 16 mm M6 ねじ
3
ケージナット (4 本)
4
ケージナット挿入ツール
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角穴 RETMA レールで構成されているラックの場合、ケージナット 4 つを次のように取り付けます。
注 -
ねじ式 RETMA レールで構成されているラックの場合、この段階は不要です。
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装置の位置合わせテンプレートまたは装置のほかのドキュメントを利用し、サーバーの背面パネル下方、シャーシの両サイドに沿って 1 番目と 3 番目のレール穴を確認します。[1]
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ケージナットを取り出し、ケージナットの下の口先をレール穴の 1 つに引っかけます。
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ケージナット取り付け工具をレール穴に通し、ケージナットの上の口先に引っかけます。[2]
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ケージナットの上の口先がカチッと音を立てるまで、取り付け工具を使用してケージナットを穴の中に引き込んではめ込みます。
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残りのケージナットについても段階 2a - 段階 2d を繰り返します。
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ケーブル溝を上向きにして、サーバーシャーシ背面の底の下に留め具をスライドさせ、留め具の上部の穴とサーバー背面パネル下方にある 1 番目のレール穴を整合させます。
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プラスのねじ回し (Phillips の 2 番) を使用し、16 mm M6 ねじ 4 本を使用して留め具をラックに固定します。
留め具がサーバーシャーシの下部にしっかり収まっていることを確認します。
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必要に応じて、サーバーのバックパネルから出ているケーブルをケーブル溝に収めます。