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Oracle® Server X5-2 設置ガイド

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更新: 2014 年 10 月
 
 

通気のガイドライン

Oracle Server X5-2 は、自然対流のエアフロー内に設置された場合に機能するように設計されています。環境仕様を満たせるように、次の要件に従う必要があります。

  • 吸気口がシステムの前面に、排気口がシステムの背面に存在していることを確認します。ラックまたはキャビネット内で排気が再循環しないように考慮してください。

  • システムの前面に 123.2 cm (48.5 インチ) 以上、背面に 91.4 cm (36 インチ) 以上の通気用の隙間を確保します。

  • シャーシの通気が妨げられていないことを確認してください。指定されている正常な動作条件を超える場合、サーバーは合計 100 CFM の通気を達成できる内蔵ファンを使用します。

  • キャビネットドアなどの通気口 (サーバーの吸気用と排気用の両方) がふさがっていないことを確認します。たとえば、Oracle の Sun Rack II は冷却に最適化されています。前面ドアと背面ドアの穿孔はどちらも 80% なので、ラック内で高レベルのエアフローを実現できます。

  • サーバーを取り付ける際のキャビネットドアからの距離は、正面は 1 インチ (2.5 mm) 以上、背面は 3.15 インチ (80 mm) 以上である必要があります。これらのスペースの値は、前述の吸気および排気のインピーダンス (使用可能な開口部) に基づいたもので、開口部が吸気および排気面に均一に分散していると仮定しています。これらの値により冷却パフォーマンスも向上します。


    注 -  キャビネットドアやドアからサーバーまでのスペースなど、吸気および排気に関する制限の組み合わせは、サーバーの冷却パフォーマンスに影響を与える可能性があります。これらの制限を評価する必要があります。サーバーの配置は高温の環境で特に重要です。
  • サーバーの排気口の妨げにならないように、ケーブルをまとめてください。