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Oracle® Solaris 10 から Oracle Solaris 11.3 への移行

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更新: 2015 年 10 月
 
 

Xorg ファミリのサーバー

Oracle Solaris 10 には Xsun ファミリの X サーバー (SPARC プラットフォームのデフォルトとして Xsun、x86 プラットフォームのデフォルトとして Xorg) が含まれていますが、Oracle Solaris 11 では Xorg ファミリのサーバーのみがサポートされます。結果として、X プログラムは /usr/X11/bin から /usr/bin に移動されました。Xorg ソフトウェアパッケージは Live Media に含まれていますが、対話式テキストインストーラには含まれていません。次の表に、旧バージョンの Oracle Solaris X サーバーコマンドおよび対応する Oracle Solaris 11 コマンドを示します。

表 16  Oracle Solaris 11 X サーバーコマンド
旧バージョンのコマンド
Oracle Solaris 11 のコマンド
/usr/openwin/bin/Xsun
/usr/bin/Xorg
Xorg(1) を参照してください。
/usr/openwin/bin/Xnest
/usr/bin/Xephyr
Xephyr(1) を参照してください。
/usr/openwin/bin/Xvfb
/usr/bin/Xvfb
Xvfb(1) を参照してください。

カスタムホットキーの構成を更新する方法、または旧バージョンのマッピングを有効にする方法

Oracle Solaris 11 は、より一般的な Xorg キーマッピングに移行しました。たとえば、Copy キーは XF86Copy にマップされます。

  1. デスクトップからカスタムホットキーの構成を更新する場合、または旧バージョンのマッピングを有効にする場合は、「システム」->「設定」メニューから「キーボード」パネルを開きます。
  2. 「配列」タブを選択し、「オプション...」ボタンをクリックして、「キーボード・レイアウトのオプション」ダイアログボックスを開きます。
  3. 「Maintain key compatibility with old Solaris keycodes」オプションを選択し、「Sun Key Compatibility」チェックボックスを選択します。