Oracle Solaris 11 はエンタープライズレベルのオペレーティングシステム (OS) であるだけでなく、完全なクラウドプラットフォームでもあります。最新リリースの Oracle Solaris 11.3 は、Oracle のハードウェアとソフトウェアの統合されたポートフォリオに不可欠な部分です。Oracle Solaris 10 から Oracle Solaris 11 リリースに移行する場合にはおそらく、疑問がいくつか出てきます。このガイドの目的は、そのような疑問のいくつかに答えを提供することです。
Oracle Solaris 10 のほとんどのアプリケーションは、Oracle Solaris 11 で動作することが知られています。サポートされているアプリケーションはそのままで実行できます。Oracle Solaris 10 のアプリケーションを Oracle Solaris 11 で実行する準備ができているかどうかを確認するには、http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris11/downloads/preflight-checker-tool-524493.html にある Oracle Solaris 11 互換性チェックツールを使用します。
または、Oracle Solaris 11 で除外された機能に依存するアプリケーションを Oracle Solaris 10 の仮想環境で実行することもできます。Chapter 10, 仮想化機能の管理を参照してください。
このガイドでは、Oracle Solaris 11 のすべての新機能について説明するわけでも、Oracle Solaris 11 から除外されているすべての機能に言及するわけでもありません。
新機能の詳細については、Oracle Solaris 11.3 新機能 を参照してください。
除外された機能の詳細については、http://www.oracle.com/technetwork/systems/end-of-notices/index.htmlを参照してください。
使用しているシステムから Oracle Solaris 11.3 への更新については、Oracle Solaris 11.3 への更新 を参照してください。
Oracle の Sun ハードウェアプラットフォームおよび対応する Oracle Solaris オペレーティングシステムの要件については、http://www.oracle.com/technetwork/systems/software-stacks/stacks/index.html を参照してください。