Go to main content
Oracle® Solaris 11.3 でのネットワークデータリンクの管理

印刷ビューの終了

更新: 2016 年 11 月
 
 

推移的プローブのパケット形式

推移的なプローブパケットは、Ethernet タイプ ETHERTYPE_ORCL (0x881b) を使用した独自のプロトコルパケットです。推移的プローブについては、プローブベースの障害検出を参照してください。プローブの統計情報を表示する例については、使用例 7を参照してください。次の図は推移的プローブパケットの形式を示しています。

図 15  推移的プローブパケット

image:この図は推移的プローブのフレーム形式を示しています。

フィールド
説明
Dest MAC
宛先 MAC アドレス。
Src MAC
ソース MAC アドレス。
Proto#
プロトコル番号。ETHERTYPE_ORCL パケットのレイヤー 2 ペイロードは 16 ビットのプロトコル番号 (推移的プローブパケットの場合は 1) で始まる必要があります。
Typ
プローブパケットのタイプ。プローブパケットのタイプは要求の場合は 0 であり、応答の場合は 1 です。
Pad
パディング(すべて 0 (ゼロ))。
Seq#
プローブのシーケンス番号。
Timestamp
プローブのタイムスタンプ。
TL
ターゲット情報の長さ。Ethernet の場合は、ターゲットの長さは 6 ビット (Ethernet MAC アドレスの長さ) です。
Target
ターゲットポートの MAC アドレス。
SL
ソース情報の長さ。Ethernet の場合は、ソースの長さは 6 ビットです。
Source
ソースポートの MAC アドレス。