VLAN と Oracle Solaris ゾーンを組み合わせることにより、スイッチなどの 1 つのネットワーク単位内に複数の仮想ネットワークを構成できます。次の図は、物理インタフェースとして net0 を持つシステムを示しています。ZoneA、ZoneB、および ZoneC は、VLAN ID 101、102、および 103 が、それぞれ各ゾーンに割り当てられた状態でシステム内に構成されています。
図 8 ゾーンを持つ VLAN
VNIC データリンクは、dladm create-vnic コマンドを使用して作成します。VLAN データリンクは、dladm create-vlan コマンドを使用して作成します。
この図に示すように VLAN を構成する方法を確認するには、使用例 16を参照してください。VLAN VNIC の詳細は、Oracle Solaris 11.3 での仮想ネットワークとネットワークリソースの管理 の VNIC を VLAN として構成する方法およびOracle Solaris 11.3 での仮想ネットワークとネットワークリソースの管理 の VNIC の VLAN ID の変更を参照してください。