LLDP の無効化

このセクションでは、個々のポートで LLDP を選択的に無効にする方法について説明します。

LLDP を無効にする方法

LLDP をシステムのすべてのインタフェースで無効にするには、次の手順を実行します。

1. 管理者になります。

   詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

2. SMF LLDP プロパティーを no に変更して、既存の LLDP 構成があるポートを除くすべてのポートで、LLDP の自動有効化を無効にします。

   # svccfg -s svc:/network/lldp:default setprop lldp/auto-enable-agents = "no"

3. LLDP サービスを再起動します。

   # svcadm restart svc:/network/lldp:default

4. 以前の LLDP 構成が保持されている各ポートで、LLDP を無効にします。
   • エージェントのモードを変更することによって LLDP を無効にするには

     # lldpadm set-agentprop -p mode=disable agent

     ここで、agent は LLDP エージェントであり、エージェントが有効になっている物理リンクによって識別されます。たとえば、LLDP を net0 で有効にした場合、エージェントは net0 になります。

   • ポートから LLDP 構成を削除することによって LLDP を無効にするには

     # lldpadm reset-agentprop -p mode agent

     このコマンドでは、mode プロパティーの値を設定しません。

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     注意  -  no に設定されている auto-enable-agents が yes に切り替わると、LLDP は、そのポートのエージェントモードが単に無効にされた場合と異なる動作をします。

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