Oracle® Solaris Studio 12.4: C++ ユーザーズガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

2.6 メモリー条件

コンパイルに必要なメモリー量は、次の要素によって異なります。

  • 各手続きのサイズ

  • 最適化のレベル

  • 仮想メモリーに対して設定された限度

  • ディスク上のスワップファイルのサイズ

SPARC プラットフォームでメモリーが足りなくなると、オプティマイザは最適化レベルを下げて現在の手続きを実行することでメモリー不足を補おうとします。それ以後のルーチンについては、コマンド行の -xOlevel オプションで指定した元のレベルに戻ります。

1 つのファイルに多数のルーチンが入っている場合、それをコンパイルすると、メモリーやスワップ領域が足りなくなることがあります。最適化のレベルを下げてみてください。あるいは、最大のプロシージャを、個別のファイルに分割してください。