Oracle® Solaris Studio 12.4: C++ ユーザーズガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

3.3.4 デバッグオプション

表 3-5  デバッグオプション
オプション
処理
-###
-dryrun と同等です
+d
C++ インライン関数を展開しません。
-dryrun
コンパイルするすべてのコンポーネントに対してドライバが発行するすべてのコマンドを表示します。
-E
C++ ソースファイルにプリプロセッサのみを実行し、結果を stdout に送信します。コンパイルはしません。
-g
デバッグ用にコンパイルします。
-g0
デバッグ用にコンパイルしますが、インライン機能は無効にしません。
-H
インクルードされるファイルのパス名を出力します。
-keeptmp
コンパイル中に作成されたすべての一時ファイルを残します。
-P
ソースの前処理だけを行い、.i ファイルに出力します。
-preserve_argvalues
(x86) レジスタベースの関数の引数のコピーをスタックに保存します。
-Qoption
オプションをコンパイル中の各処理に直接渡します。
-s
実行可能ファイルからシンボルテーブルを取り除きます。
-temp
一時ファイルのディレクトリを定義します。
-verbose
コンパイラの冗長性を制御します。
-xanalyze
コードアナライザを使用して表示できるソースコードの静的分析を生成します。
-xcheck
スタックオーバーフローの実行時検査を追加します。
-xdebuginfo
発行するデバッグの詳細の量を指定して、デバッガで使用するためにコンパイルします。
-xdumpmacros
定義内容、定義および解除された位置、使用されている場所に関する情報を出力します。
-xe
構文と意味のエラーのチェックだけを行います。
-xglobalize
ファイルの静的変数のグローバル化を制御します (関数は制御しません)。
-xhelp=flags
コンパイラオプションのサマリーを一覧表示します。
-xkeep_unref
参照されない関数および変数の定義を維持します。
-xpatchpadding
各関数を開始する前に、メモリー領域を予約します。
-xprevise
コードアナライザを使用して表示できるソースコードの静的分析を生成します。
-xport64
32 ビットアーキテクチャーから 64 ビットアーキテクチャーへの移植中の一般障害について警告します。
-xs
(Oracle Solaris) オブジェクトファイルからのデバッグ情報を実行可能ファイルにリンクします。