Oracle® Solaris Studio 12.4: C++ ユーザーズガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

3.3.7 ライブラリオプション

表 3-8  ライブラリオプション
オプション
処理
-Bbinding
ライブラリのリンク形式を、シンボリック、動的、静的のいずれかから指定します。
-d{y|n}
実行可能ファイル全体に対して動的ライブラリを使用できるかどうか指定します。
-G
実行可能ファイルではなく動的共有ライブラリを構築します。
-hname
生成される動的共有ライブラリに内部名を割り当てます。
-i
ld(1) がどのような LD_LIBRARY_PATH 設定も無視します。
-Ldir
dir に指定したディレクトリを、ライブラリの検索に使用するディレクトリとして追加します。
-llib
リンカーのライブラリ検索リストに liblib.a または liblib.so を追加します。
-library=llst
特定のライブラリとそれに対応するファイルをコンパイルとリンクに強制的に組み込みます。
-mt
マルチスレッド化したコードのコンパイルとリンクを行います。
-norunpath
ライブラリのパスを実行可能ファイルに組み込みません。
-Rplst
動的ライブラリの検索パスを実行可能ファイルに組み込みます。
-staticlib=llst
静的にリンクする C++ ライブラリを指定します。
-xar
アーカイブライブラリを作成します。
-xbuiltin[=opt]
標準ライブラリ呼び出しの最適化を有効または無効にします。
-xia
(Solaris) 適切な区間演算ライブラリをリンクし、浮動小数点環境を設定します。
-xlang=l[,l]
該当する実行時ライブラリをインクルードし、指定された言語に適切な実行時環境を用意します。
-xlibmieee
例外時に libm が数学ルーチンに対し IEEE 754 値を返します。
-xlibmil
最適化のために、選択された libm ライブラリルーチンをインライン展開します。
-xlibmopt
最適化された数学ルーチンライブラリを使用します。
-xnolib
デフォルトのシステムライブラリとのリンクを無効にします。
-xnolibmil
コマンド行の -xlibmil を取り消します。
-xnolibmopt
数学ルーチンのライブラリを使用しません。