Oracle Engineered Systems Hardware Manager は、Oracle サービス担当者がラックレベルでハードウェアを管理するために使用される BUI ベースのツールです。詳細は、『Oracle SuperCluster M7 シリーズオーナーズガイド: 管理』を参照してください。
Oracle Engineered Systems Hardware Manager には、次の 2 セットの認証情報が含まれています。
SuperCluster M7 コンポーネントパスワード
Oracle Engineered Systems Hardware Manager では、すべての SuperCluster M7 ハードウェアのすべての出荷時アカウントに対するパスワードのセキュアストアが保持されます。このソフトウェアでは、SuperCluster M7 コンポーネントを管理する際に、これらのパスワードが使用されます。
これらのパスワードのいずれかを変更する際は、新しいパスワードで Oracle Engineered Systems Hardware Manager アプリケーションを更新する必要があります。
ローカル認証
Oracle Engineered Systems Hardware Manager には、2 つのローカルユーザーアカウントが用意されています。1 つのアカウントは、お客様が環境に合わせて Oracle Engineered Systems Hardware Manager を調整し、サービスアカウントを管理する際に使用されます。もう 1 つのアカウントは、Oracle サービス担当者が SuperCluster M7 ハードウェアを構成、サポート、および修理する際に使用されます。
Oracle Engineered Systems Hardware Manager では、次のローカル管理リソースが提供されています。
パスワードポリシー – 企業ポリシーに従ってアプリケーションのパスワードを構成できることで、パスワードが企業規格に準拠します。
証明書 –Oracle Engineered Systems Hardware Manager では、計算サーバーと Oracle Engineered Systems Hardware Manager サーバーおよび BUI 間の通信をセキュリティー保護する際に、証明書が使用されます。これらの証明書はインストール時に自動的に作成され、各 SuperCluster インスタンスに一意です。ただし、お客様が提供した証明書と鍵で置き換えることもできます。
ポート – Oracle Engineered Systems Hardware Manager で使用されるネットワークポートは、企業ポリシーと競合する場合に備えて構成できます。ポート 8001 から 8004 までが使用されます。
構成手順については、『Oracle SuperCluster M7 シリーズオーナーズガイド: 管理』を参照してください。