ログイン警告バナーの構成 (Oracle ILOM)

言語:

Oracle ILOM では、管理者がデバイスに接続する前とあとの両方で、顧客固有のメッセージを表示する機能をサポートしています。

Oracle ILOM の接続メッセージは認証前に表示されますが、ログインメッセージは認証後に表示されます。

オプションで、Oracle ILOM 機能へのアクセスが付与される前に、ログインメッセージの同意を必要とするように Oracle ILOM を構成できます。接続とログインの両方のメッセージ、およびオプションの同意要件は、ブラウザとコマンド行アクセスインタフェースの両方によって実装されます。

Oracle ILOM では、最大 1,000 文字の接続およびログインメッセージをサポートします。

管理ネットワークで Oracle ILOM にログインします。
Oracle ILOM CLI へのログインを参照してください。

接続およびログインメッセージが構成されているかどうかを確認します。

-> show /SP/preferences/banner connect_message login_message
/SP/preferences/banner
Properties:
connect_message = (none)
login_message = (none)

接続またはログインメッセージを設定します。

-> set /SP/preferences/banner connect_message="Authorized Use Only"
-> set /SP/preferences/banner login_message="Authorized Use Only"

ログインメッセージの同意が有効になっているかどうかを確認します。

-> show /SP/preferences/banner login_message_acceptance
/SP/preferences/banner
Properties:
login_message_acceptance = disabled

(オプション) ログインメッセージの同意を強制します。

注意 - ログインメッセージの同意を要求すると、SSH を使用する自動管理プロセスは、同意要求に応答できないまたは応答するように構成されていない可能性があるため、その適切な動作が抑止されることがあります。その結果、Oracle ILOM はメッセージの同意要件が満たされるまで CLI の使用を許可しないため、このような接続がハングまたはタイムアウトすることがあります。

-> set /SP/preferences/banner login_message_acceptance=enabled

Step 2 およびStep 4 を繰り返して設定を確認します。