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Oracle SuperCluster M7 シリーズセキュリティーガイド

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更新: 2016 年 2 月
 
 

未承認の SNMP プロトコルの無効化 (Oracle ILOM)

デフォルトでは、Oracle ILOM をモニターおよび管理するために使用される SNMP サービスについて、SNMPv3 プロトコルのみが有効です。必要でないかぎり古いバージョンの SNMP プロトコルが無効になっていることを確認します。

一部の Oracle およびサードパーティー製品には、新しい SNMP プロトコルバージョンのサポートに関して制限があります。特定の SNMP プロトコルバージョンのサポートを確認するには、コンポーネントに関連する製品ドキュメントを参照してください。コンポーネントで要求されるプロトコルバージョンをサポートするように Oracle ILOM が構成されていることを確認します。


注 -  SNMP プロトコルのバージョン 3 では、ユーザーベースのセキュリティーモデル (USM) のサポートが導入されました。この機能は、従来の SNMP コミュニティー文字列を、特定のアクセス権、認証、およびプライバシプロトコルで構成可能な実際のユーザーアカウントとパスワードで置き換えます。デフォルトでは、Oracle ILOM に USM アカウントは含まれていません。独自の配備、管理、およびモニタリングの要件に基づいて、SNMPv3 USM アカウントを構成します。
  1. 管理ネットワークで Oracle ILOM にログインします。

    Oracle ILOM CLI へのログインを参照してください。

  2. それぞれの SNMP プロトコルのステータスを確認します。
    -> show /SP/services/snmp v1 v2c v3
    /SP/services/snmp
    Properties:
    v1 = disabled
    v2c = disabled
    v3 = enabled
    
  3. 必要に応じて、SNMPv1 と SNMPv2c を無効にします。
    -> set /SP/services/snmp v1=disabled
    -> set /SP/services/snmp v2c=disabled
    
  4. Step 2 を繰り返して設定を確認します。