デフォルトの公開ネットワークサービス (ZFS Storage Appliance)
この表は、ZFS Storage Appliance によって公開されているデフォルトのネットワークサービスが一覧表示されています。
|
|
|
|
SSH
|
TCP
|
22
|
Secure Shell サービスで、CLI を使用して ZFS Storage Appliance への管理アクセスを有効にするために使用されます。
|
PORTMAP
|
TCP/UDP
|
111
|
リモート手続き呼び出し (RPC) ポートマッピングデーモン (rpcbind または portmap と呼ばれます) によって使用されます。このサービスは、NFS バージョン 3 をサポートする必要があります。
|
NTP
|
UDP
|
123
|
ローカルシステムクロックを 1 つ以上の外部時間ソースと同期させるために、統合された Network Time Protocol (NTP) サービス (クライアントのみ) によって使用されます。
|
HTTPS (BUI)
|
TCP
|
215
|
統合された HTTPS サービスでブラウザインタフェースを使用して、ZFS Storage Appliance への暗号化された (SSL/TLS) チャネルを介した管理アクセスを有効にするために使用されます。
|
リモートレプリケーション
|
TCP
|
216
|
統合されたリモートデータレプリケーションサービスによって使用されます。リモートデータレプリケーションは、暗号化された (SSL/TLS) チャネルを介して、プロジェクトやシェアを ZFS Storage Appliance 間で複製および同期します。
|
NFS
|
TCP/UDP
|
2049
4045
各種
|
ネットワークファイルシステム (NFS) サービスによって使用されます。NFS は、ネットワークファイル共有サービスを提供します。実際のポート番号は、NFS プロトコルのどのバージョンが使用されるのかによって異なります。NFS バージョン 3 は、マウント、ステータス、割り当て、および関連サービスを提供するために RPC ポートマッピングデーモン (前述) と動的に割り当てられたポートに依存します。ただし、NFS バージョン 4 は、TCP/2049 のみに依存します。NFS ロックサービスは、TCP/4045 を使用します。
|
iSCSI / iSNS
|
TCP
|
3260
|
IP ベースのストレージネットワーキングプロトコルを提供する iSCSI サービスで、データストレージ機能をリンクするために使用されます。ZFS Storage Appliance は、ネットワークに接続されたクライアントと iSCSI デバイス (LUN と呼ばれます) を共有するように構成できます。
|
サービスタグ
|
TCP
|
6481
|
Oracle サービスタグサービスによって使用されます。これは、サーバーを識別し、サービス要求を容易にするための Oracle の発見プロトコルです。このサービスは、ZFS Storage Appliance ソフトウェアを検索したりその他の Oracle の自動サービスソリューションと統合したりするために、Oracle Enterprise Manager Ops Center などの製品によって使用されます。
|
NDMP
|
TCP
|
10000
|
リモートで調整されたバックアップに ZFS Storage Appliance が参加できるようにするために、Network Data Management Protocol (NDMP) サービスによって使用されます。
|
|
ZFS Storage Appliance は、HTTP、FTP、SFTP、TFTP、WebDAV など、デフォルトでは無効になっている各種のその他サービスもサポートします。設置後にこれらのサービスが有効になった場合、追加のネットワークポートが公開される可能性があります。