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Oracle SuperCluster M7 シリーズセキュリティーガイド

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更新: 2016 年 2 月
 
 

デフォルトの公開ネットワークサービス (ZFS Storage Appliance)

この表は、ZFS Storage Appliance によって公開されているデフォルトのネットワークサービスが一覧表示されています。

サービス
プロトコル
ポート
説明
SSH
TCP
22
Secure Shell サービスで、CLI を使用して ZFS Storage Appliance への管理アクセスを有効にするために使用されます。
PORTMAP
TCP/UDP
111
リモート手続き呼び出し (RPC) ポートマッピングデーモン (rpcbind または portmap と呼ばれます) によって使用されます。このサービスは、NFS バージョン 3 をサポートする必要があります。
NTP
UDP
123
ローカルシステムクロックを 1 つ以上の外部時間ソースと同期させるために、統合された Network Time Protocol (NTP) サービス (クライアントのみ) によって使用されます。
HTTPS (BUI)
TCP
215
統合された HTTPS サービスでブラウザインタフェースを使用して、ZFS Storage Appliance への暗号化された (SSL/TLS) チャネルを介した管理アクセスを有効にするために使用されます。
リモートレプリケーション
TCP
216
統合されたリモートデータレプリケーションサービスによって使用されます。リモートデータレプリケーションは、暗号化された (SSL/TLS) チャネルを介して、プロジェクトやシェアを ZFS Storage Appliance 間で複製および同期します。
NFS
TCP/UDP
2049
4045
各種
ネットワークファイルシステム (NFS) サービスによって使用されます。NFS は、ネットワークファイル共有サービスを提供します。実際のポート番号は、NFS プロトコルのどのバージョンが使用されるのかによって異なります。NFS バージョン 3 は、マウント、ステータス、割り当て、および関連サービスを提供するために RPC ポートマッピングデーモン (前述) と動的に割り当てられたポートに依存します。ただし、NFS バージョン 4 は、TCP/2049 のみに依存します。NFS ロックサービスは、TCP/4045 を使用します。
iSCSI / iSNS
TCP
3260
IP ベースのストレージネットワーキングプロトコルを提供する iSCSI サービスで、データストレージ機能をリンクするために使用されます。ZFS Storage Appliance は、ネットワークに接続されたクライアントと iSCSI デバイス (LUN と呼ばれます) を共有するように構成できます。
サービスタグ
TCP
6481
Oracle サービスタグサービスによって使用されます。これは、サーバーを識別し、サービス要求を容易にするための Oracle の発見プロトコルです。このサービスは、ZFS Storage Appliance ソフトウェアを検索したりその他の Oracle の自動サービスソリューションと統合したりするために、Oracle Enterprise Manager Ops Center などの製品によって使用されます。
NDMP
TCP
10000
リモートで調整されたバックアップに ZFS Storage Appliance が参加できるようにするために、Network Data Management Protocol (NDMP) サービスによって使用されます。

ZFS Storage Appliance は、HTTPFTPSFTPTFTPWebDAV など、デフォルトでは無効になっている各種のその他サービスもサポートします。設置後にこれらのサービスが有効になった場合、追加のネットワークポートが公開される可能性があります。