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Oracle SuperCluster M7 シリーズセキュリティーガイド

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更新: 2016 年 2 月
 
 

データベースアクティビティーのモニタリングと監査

Oracle データベースでは詳細な監査がサポートされているため、監査レコードが生成される日時を選択的に決定するポリシーを確立できます。この機能は、ほかのデータベースアクティビティーに集中し、多くの場合に監査アクティビティーに関連するオーバーヘッドを削減する際に役立ちます。

Oracle Audit Vault and Database Firewall では、データベース監査の設定が集中管理され、セキュアなリポジトリへの監査データの統合が自動化されます。このソフトウェアには、特権ユーザーのアクティビティーやデータベース構造の変更を含む広範囲なアクティビティーをモニターするレポート機能が組み込まれています。Oracle Audit Vault and Database Firewall で生成されたレポートでは、さまざまなアプリケーションや管理データベースのアクティビティーへの可視性や、アクションの説明責任をサポートする詳細な情報が提供されます。

Oracle Audit Vault and Database Firewall では、不正なアクセスの試みやシステム権限の悪用を示している可能性のあるアクティビティーを事前に検出および警告できます。これらの警告には、システム定義とユーザー定義の両方のイベントおよび条件 (特権ユーザーアカウントの作成や機密情報を含むテーブルの変更など) を含めることができます。

Oracle Audit Vault and Database Firewall Remote Monitor では、リアルタイムでデータベースセキュリティーをモニターできます。この機能はデータベース接続に対してクエリーを実行することで、悪意のあるトラフィック (アプリケーションバイパス、未承認のアクティビティー、SQL 侵入、その他の脅威など) を検出します。このソフトウェアは、正確な SQL 文法ベースのアプローチを使用しているため、疑わしいデータベースアクティビティーを迅速に特定する際に役立ちます。

詳細は、Oracle Audit Vault and Database Firewall のドキュメント (http://docs.oracle.com/cd/E37100_01/index.htm) を参照してください。