Oracle SuperCluster M7 シリーズセキュリティーガイド

SNMP コミュニティー文字列の構成 (IB スイッチ)

このタスクは、SNMP v1 または SNMPv2c が有効で使用するために構成されている場合のみ適用できます。

SNMP はデバイスの健全性をモニターするために使用されることが多いため、デバイスによって使用されるデフォルトの SNMP コミュニティー文字列を顧客定義の値に置き換えることが重要です。

1. IB スイッチに ilom-admin としてログインします。

   IB スイッチへのログインを参照してください。

2. 新しい SNMP コミュニティー文字列を作成します。

   この例では、コマンド行でこれらの項目を置き換えます。

   • string – SNMP コミュニティー文字列の構成に関する米国国防総省の要件に準拠する顧客定義の値で置き換えます。

   • access – これが読み取り専用と書き込み専用のどちらのアクセス文字列であるのかに応じて、ro または rw で置き換えます。

   -> create /SP/services/snmp/communities/string permission=access
   

   新しいコミュニティー文字列が作成されたら、デフォルトのコミュニティー文字列を削除する必要があります。

3. デフォルトの SNMP コミュニティー文字列を削除します。

   -> delete /SP/services/snmp/communities/public
   -> delete /SP/services/snmp/communities/private
   

4. SNMP コミュニティー文字列を確認します。

   -> show /SP/services/snmp/communities