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Oracle® Solaris 11.3 でのデバイスの管理

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更新: 2016 年 11 月
 
 

STMF サービスを有効にする方法

COMSTAR は、論理ユニットのマッピング、イニシエータグループの定義、ターゲットグループの定義など、現在の永続的構成の格納に SMF を使用します。ブート時または svcadm コマンドの使用時にこのサービスが有効になっている場合、カーネルフレームワーク内部の無効な構成データをすべてクリアして、SMF リポジトリからドライバ内に構成を再読み込みします。構成の読み込み後に構成に加えられた変更はすべて、ドライバデータベース内部および SMF リポジトリ内部で自動的に更新されます。たとえば、stmfadm コマンドによるすべての変更は、両方の領域で自動的に更新されます。

COMSTAR ターゲットモードフレームワークは、stmf サービスとして実行されます。このサービスはデフォルトでは無効になっています。COMSTAR の機能を使用するには、サービスを有効にする必要があります。svcs コマンドを使用して、このサービスを識別できます。group/feature/storage-server パッケージのインストール以降にサーバーをリブートしていない場合、このサービスが正しく有効化されていない可能性があります。

  1. COMSTAR ストレージサーバーソフトウェアをインストールします。
    target# pkg install group/feature/storage-server
    Packages to install:    75
    Create boot environment:    No
    Services to restart:     7
    DOWNLOAD                                  PKGS       FILES    XFER (MB)
    Completed                                75/75   9555/9555  105.7/105.7
    
    PHASE                                        ACTIONS
    Install Phase                            13347/13347
    
    PHASE                                          ITEMS
    Package State Update Phase                     75/75
    Image State Update Phase                         2/2
    Loading smf(5) service descriptions: 17/17
    Loading smf(5) service descriptions: 3/3
    
    PHASE                                          ITEMS
    Reading Existing Index                           8/8
    Indexing Packages                              75/75
    Indexing Packages                              75/75
    Optimizing Index...
    
    PHASE                                          ITEMS
    Indexing Packages                            573/573 
  2. stmf サービスを有効にします。
    target# svcadm enable stmf
    target# svcs stmf
    STATE          STIME    FMRI
    online         09:42:32 svc:/system/stmf:default