COMSTAR は、論理ユニットのマッピング、イニシエータグループの定義、ターゲットグループの定義など、現在の永続的構成の格納に SMF を使用します。ブート時または svcadm コマンドの使用時にこのサービスが有効になっている場合、カーネルフレームワーク内部の無効な構成データをすべてクリアして、SMF リポジトリからドライバ内に構成を再読み込みします。構成の読み込み後に構成に加えられた変更はすべて、ドライバデータベース内部および SMF リポジトリ内部で自動的に更新されます。たとえば、stmfadm コマンドによるすべての変更は、両方の領域で自動的に更新されます。
COMSTAR ターゲットモードフレームワークは、stmf サービスとして実行されます。このサービスはデフォルトでは無効になっています。COMSTAR の機能を使用するには、サービスを有効にする必要があります。svcs コマンドを使用して、このサービスを識別できます。group/feature/storage-server パッケージのインストール以降にサーバーをリブートしていない場合、このサービスが正しく有効化されていない可能性があります。
target# pkg install group/feature/storage-server Packages to install: 75 Create boot environment: No Services to restart: 7 DOWNLOAD PKGS FILES XFER (MB) Completed 75/75 9555/9555 105.7/105.7 PHASE ACTIONS Install Phase 13347/13347 PHASE ITEMS Package State Update Phase 75/75 Image State Update Phase 2/2 Loading smf(5) service descriptions: 17/17 Loading smf(5) service descriptions: 3/3 PHASE ITEMS Reading Existing Index 8/8 Indexing Packages 75/75 Indexing Packages 75/75 Optimizing Index... PHASE ITEMS Indexing Packages 573/573
target# svcadm enable stmf target# svcs stmf STATE STIME FMRI online 09:42:32 svc:/system/stmf:default