Format ユーティリティーは、ディスクを管理するための重要なツールです。このユーティリティーを使用すると、ディスクタイプの検出から、ディスクがシステムに認識されていることの検証に至るまでのさまざまなタスクを実行できます。
format コマンドを発行してユーティリティーを起動します。コマンドによってシステム上のディスクのリストが表示され、ディスクを選択するように求められます。ディスクを選択すると、Format Menu が次のように表示されます。
FORMAT MENU: disk – select a disk type – select (define) a disk type partition – select (define) a partition table current – describe the current disk format – format and analyze the disk fdisk – run the fdisk program (x86 only) repair – repair a defective sector label – write label to the disk analyze – surface analysis defect – defect list management backup – search for backup labels verify – read and display labels save – save new disk/partition definitions inquiry – show vendor, product and revision volname – set 8-character volume name !<cmd> – execute <cmd>, then return format>
format > プロンプトで、実行するアクションを入力します。選択したアクションに応じて、さらにアクションを入力するように求められます。終了するには、quit と入力します。
詳細については、format(1M) のマニュアルページと Format ユーティリティーのリファレンスを参照してください。
format –e コマンドは、1T バイトを超える容量を持つディスクをサポートするために、EFI 準拠のディスクラベルを書き込むことができるユーティリティーを起動します。ただし、多くのソフトウェアコンポーネントはまだ 1T バイト以下のサイズに制限されています。このため、このコマンド構文は注意して使用してください。format –e コマンドの使用方法の例については、ディスクラベルの作成を参照してください。
次の付加的なコマンドも、ディスクの管理に使用できます (ディスクの情報の表示など)。