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Oracle® Solaris 11.3 でのデバイスの管理

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更新: 2016 年 11 月
 
 

データ CD、データ DVD、オーディオ CD への書き込み

CD または DVD への書き込み処理は中断することはできず、連続したデータのストリームである必要があります。cdrw –S オプションを使用してメディアへの書き込みをシミュレートし、CD または DVD に書き込むための十分な速度でシステムがデータを提供できるかどうかを検証することを検討してください。

    次のような問題がある場合には、書き込みエラーが発生することがあります。

  • メディアがドライブの速度に対応できない場合。たとえば、メディアの中には 2x または 4x の速度しか保証されていないものもあります。

  • システムが書き込み処理に支障をきたすほど多数の大きなプロセスを実行している場合。

  • イメージがリモートシステムにあり、ネットワークの輻輳によってイメージの読み取りに遅延が発生しています。

  • 送り側ドライブの速度が受け側ドライブよりも遅い場合。

上記の問題が発生した場合は、cdrw –p オプションを使用して、デバイスの書き込み速度を遅くしてください。

たとえば、次のコマンドは、4x の速度での書き込みをシミュレートします。

$ cdrw -iS -p 4 image.iso

注 - CD-R、CD-RW (MRW フォーマット以外)、DVD-R、および DVD-RW メディアでは、シミュレーションモード (–S) がサポートされますが、DVD-RAM、DVD+R、DVD+RW、MRW フォーマットされたメディア、およびその他一部のメディアではシミュレーションモードはサポートされません。シミュレーションモードがサポートされない場合、次のメッセージが表示されます。
Media does not support simulated writing

メディアタイプの詳細は、CD/DVD メディアに関するよく使われる用語を参照してください。


詳細は、cdrw(1) を参照してください。