Go to main content
Oracle® Solaris 11.3 でのデバイスの管理

印刷ビューの終了

更新: 2016 年 11 月
 
 

x86: ZFS ルートプール (EFI (GPT)) の再作成方法

ZFS ルートプールを再作成するか、代替ルートプールを作成する場合、次の手順を使用します。zpool create コマンドは、正しいブート情報で EFI (GPT) ラベル付きディスクを自動的に作成します。

始める前に

アクティブなパーティションとして選択されている Solaris パーティションがディスクにあることを確認します。Format ユーティリティーの fdisk オプションを使用して、パーティションの情報を表示します。使用例 34に、このオプションによって表示される情報の一部を示しています。

Solaris パーティションが存在しない場合は作成します。ガイドとして 使用例 46を参照してください。

  1. 管理者になります。
  2. (オプション) ルートプールのディスクを特定します。

    format コマンドを発行して、Format ユーティリティーを起動します。コマンドの出力例を次に示します。

    # format
    Searching for disks...done
    AVAILABLE DISK SELECTIONS:
    0. c6t0d0 <SUN72G cyl 14087 alt 2 hd 24 sec 424>
    /pci@7c0/pci@0/pci@1/pci@0,2/LSILogic,sas@2/sd@0,0
    1. c6t1d0 <FUJITSU-MAV2073RCSUN72G-0301-68.37GB>
    /pci@7c0/pci@0/pci@1/pci@0,2/LSILogic,sas@2/sd@1,0
    2. c6t2d0 <FUJITSU-MAV2073RCSUN72G-0301-68.37GB>
    /pci@7c0/pci@0/pci@1/pci@0,2/LSILogic,sas@2/sd@2,0
    3. c6t3d0 <FUJITSU-MAV2073RCSUN72G-0301 cyl 14087 alt 2 hd 24 sec 424>
    /pci@7c0/pci@0/pci@1/pci@0,2/LSILogic,sas@2/sd@3,0
    Specify disk (enter its number): 
  3. ルートプールを再作成するには、Format ユーティリティーを終了して、入力します。
    # zpool create -B root-pool mirror disk1 disk2

    ここで、root-pool はルートプールの名前です。

    次の例は、c6t0d0 および c6t1d0root-pool を設定してミラー化しています。

    # zpool create -B root-pool mirror c6t0d0 c6t1d0
  4. 必要に応じて、ルートプールのスナップショットを復元します。

    ZFS ルートプールの完全な回復については、Oracle Solaris 11.3 でのシステム復旧とクローンを参照してください。