Oracle® Solaris 11.2 でのネットワークデータリンクの管理

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更新: 2014 年 9 月
 
 

レガシーデバイス上で VLAN を構成する方法

  1. –f オプションを使用して VLAN を作成します。
    # dladm create-vlan -f -l link -v vid VLAN-link
    –f

    VLAN を強制的に作成します。このオプションは、VLAN ヘッダーを含めることができる大きさのフレームサイズが許可されていないデバイスに VLAN を作成する場合に使用します。

    –l link

    VLAN インタフェースの作成に使用するリンクを指定します。この手順では、リンクはレガシーデバイスを指します。

    –v vid

    VLAN ID 番号を示します。

    VLAN-link

    VLAN の名前を指定します。管理用に選択された名前を指定することもできます。

  2. 最大転送単位 (MTU) に小さめのサイズを設定します。

    次の例では、mtu1496 に設定されます。

    # dladm set-linkprop -p mtu=1496 VLAN-link

    MTU 値を小さくすることによって、リンク層で転送前に VLAN ヘッダーを挿入するための領域が得られます。

  3. 手順 2 を繰り返して VLAN 内にあるノードごとに MTU 値を設定します。

    リンクプロパティー値の変更の詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのネットワークコンポーネントの構成と管理 のデータリンクプロパティーの管理を参照してください。