Oracle® Solaris 11.2 でのネットワークデータリンクの管理

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 9 月
 
 
第 6 章

データセンターブリッジングを使用した集中ネットワークの管理

従来より、アプリケーション要件に基づいてトラフィックを管理する場合や、使用可能な帯域幅に基づいてネットワークトラフィックを負荷分散する場合に異なるネットワークが使用されます。たとえば、ローカルエリアネットワーク (LAN) は Ethernet を使用し、ストレージエリアネットワーク (SAN) はファイバチャネルを使用します。ただし、データセンターブリッジングは Ethernet を拡張して、異なるタイプのトラフィック (集中トラフィック) の実行をより適切に行えるようにし、無損失などの機能をサポートできるようにします。DCBは、SAN や LAN を統合してデータセンターの運用および管理コストを削減することにより、効率的なネットワークインフラストラクチャーを可能にします。