次の図は、単純なブリッジネットワーク構成を示しています。
図 4-1 単純なブリッジネットワーク
ブリッジ goldengate は、ブリッジングが構成された Oracle Solaris システムです。sanfrancisco および sausalito は、物理的にブリッジに接続されたシステムです。ネットワーク A ではハブが使用され、片側では物理的にブリッジに接続され、反対側では 3 つのコンピュータシステムに接続されています。ブリッジポートはリンク net0、net1、および net2 です。
Oracle Solaris では次の図に示すように、ブリッジを同じネットワークスタック実装のデータリンク層で構成できます。
図 4-2 Oracle Solaris のネットワークスタックでのブリッジ
2 つのインタフェース net0 と videoagg0 がブリッジ bridge0 として構成されています。1 つのインタフェース上で受信されたパケットは、もう一方のインタフェースに転送されます。ブリッジを構成したあとも、引き続き両方のインタフェースを使用して VLAN および IP インタフェースを構成できます。